【一問一答】23日先発上原 1カ月半ぶり昇格「バッターに向かってしっかり攻めていく」
日本ハムの上原健太投手(30)が23日、エスコンフィールド北海道で行われるオリックス戦に先発する。4月7日の西武戦(エスコン)以来、1カ月半ぶりの1軍マウンド。今季、初の開幕ローテ入りを果たした9年目左腕は、無念の2軍降格を経て、真価を発揮する。登板前日の一問一答は以下の通り。
―久しぶりの1軍登板
「とにかく、全力でバッターに向かっていければいいかなと」
―2軍でどう調整してきたか
「1軍にいるときにあまり良くなかったコンディションの部分をやって。ゲームの中では自分のやりたい投球、理想とする投球(を追求した)。データをもとにやりたいことが、1軍に上がったときにしっかりできるように。そういうイメージで投げていました」
―開幕当初の1軍登板で感じた課題は
「先頭へのフォアボールから始まり、自分から崩れにいったところがあった。そもそもバッターと勝負することができていなかった。まずはバッターに向かってしっかり攻めていくこと。それができればいいんじゃないかなと思います」
―開幕ローテに入り、2度先発して2軍降格。どんな心境だったか
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「しょうがないな、という部分はあって。もちろん、悔しい気持ちはありましたし、なんで毎年こうなのかなと。ただ、ネガティブな部分というよりは次、いつあるか分からないチャンスに向けて急いで、状態を上げないと。そっちの気持ちの方が強かったです」
―2軍ではほぼ完璧に抑えていた。手応えをつかめたか
「やりたい投球ができた。それが一番かなと思います。その中で、1軍のこのチームのこのバッターだったら通らないとか、この人にこの球をやられたな、とか。イメージは常に1軍に置いて投げていたので、2軍で投げて結果がどうだったかというよりは、1軍だったらこのくらいだったかなとか、このチームが相手だったら、このぐらいだったかな、というようなとらえ方をしていました」
―1軍の試合の情報は入れていたか
「ちゃんと全試合、見ていました」
―先発陣が好調だったが、どう見ていたか
「チームの状態が良くて、すごくいい流れというか、いい雰囲気なんだな、というのは見ていて分かりました。チームが勝ってうれしさもあり、先発陣が安定していて、悔しさだったり、焦りだったり…。うれしい気持ちと焦り、悔しさがすごく入り交じっていたな、という感じです」
―夏場に強い。暖かくなってきたので上原の季節では
「もうちょっと暖かくなったら(笑)。きのう、(北海道の気温が低くて)ちょっとびっくりしました」