ファイターズ
《ハム番24時》5月22日
前日21日に続き、交流戦に備えた投手陣の打撃練習が行われた。この日新庄監督が見守る中、打席に立ったのはバッティングに定評がある山崎と伊藤だった。
前夜のオリックス戦で5勝目を挙げた山崎は、練習開始の30分前からバットを携えてグラウンドに登場。やる気満々な先輩左腕の姿に伊藤は「今日(ロッカーを)出て行くのがめちゃくちゃ早かったです」とびっくりしていた。
交互にフリー打撃を行い、伊藤が柵越え3本だったのに対し、山崎は右翼2階席にたたき込む特大アーチを含む6本。これには道産子右腕も「すごいっす。負けました」と完敗宣言。柵越えの数は少なかったものの「意外と振れました。ちょっとウエート(トレーニング)の効果が出たかな」と満足そうだった。
交流戦での目標は「僕は記憶に残る一本打ちたいっす」とニヤリ。昨年はプロ初安打初打点となる左中間適時二塁打を放った。「今年は進塁打とかチームバッティングしたいですね。バントも僕まだ成功したことないんですよ」。持ち味の俊足を生かした小技が見られるかも?!