《SHINJOの信条》どうですか、ビッグシャウ打線
■パ・リーグ11回戦 オリックス4-5日本ハム(5月22日、エスコンフィールド北海道)
―(試合後自ら)
「どうですか、ビッグシャウ打線。途中でパキッと折れるけど、最後にはおいしく終われるという(笑)。いやー、良かった。今シーズン、1本もホームランを打っていない福田くんに、まさかのホームランで。でもね、裏の攻撃なので、0対0で、きているつもりで。こういうふうな勝ち方ができると想像をさせてくれるチームにはなりましたね。あの、田宮くんのやつ(八回1死二、三塁。水野の右飛で三走の田宮がタッチアップできず)は、ギャンブルスタートで、当たる瞬間にはスタートを切って2、3歩行く。水野くんの当たりがちょっと強すぎて、あれは戻れないですね。あんな良い当たり打つんかーいと(笑)。あれはもう、水野くんのあの当たりが悪い。良すぎて悪い(笑)。でも良い当たりでしたね。いい感じでみんな捉えてくれる」
―外野の好守で流れを変えた
「万波くんもうまくなりましたよ。でももう一つ、二つ、レベルが上がりますよ。やっと俺の出番が出てくる(笑)。たぶん、余裕を持ってランナーの動きを目で確認しながら…ちょっと本人に聞いていないから分からないですけど、走れ走れというような気持ちでやっていたら、もう最高のプレーヤーに近づきますね」
―先発した福島の投球は
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「良かったです。次も行かせます」
―八回は堀に託したが
「球自体は悪くなかったので。何で打たれるんだろうという感じでは見ているんですけど、やっぱり、バッターからしたらタイミングが取りやすいフォームになっているんでしょうね。でも終わったことなので。堀くんの人生はまだ長いし、切り替えて」
―福島を六回2死で代えた理由は
「90(球)。次もそうなるかな。行かせたかったよ、俺は。けど、彼の場合は無理させられないというところで、その後、しっかり生田目くんが抑えてくれて」
―マーフィーも調子が上がっている
「あそこは、マーフィーか、あまり投げていない杉浦くんでちょっと迷ったんですけど、マーフィーで行ってもらいました」
―野村が最後に意地を見せた。三塁で感情を表に出していた
「うれしい。(普段は)感情を出さないのよ。相当、追い込まれていたと思うし、出場機会も減ってきてのあの一打。あの三塁打がなかったら、勝ちもなかっただろうし、本人が一番、燃えていたんじゃないですか。ああやって思いっきりね、ガツンと一発で仕留めてくれる野村くんが戻ってきてくれたら、かなり層も厚くなってくるし、僕もあまり夜、寝られなくなる。悩みが増えるので。良い悩み」
―今後も、シャウエッセンで
「ビッグシャウ打線で。途中で折れるかもしれないけど。でもおいしい試合を見せますよ(笑)」
【一問一答:野村佑希「いろいろ爆発しました」】