オリックス・吉田輝星 移籍してもミレニアム世代の絆は不変 「みんな活躍して、僕が輪を乱していた説があります」と自虐!?
■パ・リーグ12回戦 オリックス-日本ハム(5月23日、エスコンフィールド北海道)
ドラフト18年組による劇的勝利から一夜
22日のオリックス戦(エスコンフィールド北海道)では、日本ハムの18年ドラフト同期3選手がサヨナラ勝利を呼び込んだ。延長十回に万波中正外野手(24)がレーザービームを披露し、その裏に野村佑希内野手(23)が中越え三塁打、最後は田宮裕涼捕手(23)がサヨナラ犠飛を放った。一夜明け、トレード移籍したオリックス・吉田輝星投手(23)が同学年の仲間たちへの思いを語った。
今やチームに欠かせない2000年度生まれ
万波、野村、田宮だけでなく、吉田と同じ2000年度生まれがチームをけん引している。入団年度は異なるが、同学年の水野は遊撃のレギュラーに定着。金村も先発ローテーションの一角を担っている。
吉田は「僕の同級生は楽しそうですね。みんな活躍して、僕が輪を乱していた説があります(笑)。僕がいなくなって、みんないい感じに個性を発揮している」。18年のドラフト1位右腕は、自虐を交えながらコメントした。
試合前には万波と談笑 今、最も興味のある選手は…
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昨年11月にオリックスへトレード移籍。敵同士となっても、元チームメートとの交流は続いている。23日の試合前には「今回、マンチュウとまだ話をしていない」と万波と話し込む場面も。現役ドラフトで加入した同学年・水谷がフリー打撃でスタンドに放り込む姿に「ジェッシー! 関わりないですけど、しゃべりたいなと思っています。ヒーローインタビューを見ていて、めっちゃ面白そうだなって」と興味津々だった。
野村の三塁打は輝星のおかげ!?
シーズン中は、定期的に〝吉田輝星を囲む会〟が開催されている。「ファイターズの試合がある時は、メンバーは違いますけど、結構、食事に行ったりしていますね。今回は達稀とジェイと金村もいたのかな」
22日の試合では、いつもクールな野村が三塁打を放って雄たけびを上げた。「前の日、飯に行っていたんですよ。いろいろたまっているんじゃないですか」と思いやった。
今回の支払いは金村 輝星の勝率は8割!
2000年度生まれの同学年会は、じゃんけんで支払いする人を決めるのがルールだ。
「この前、マンチュウと(水野)達稀と行った時は払っちゃいましたけど、今回は金村でした。マジで僕、勝率8割くらいあります」とニヤリとした。
満を持してのジンギスカンデビュー 「マジ好きになりました」
今季2度目の北海道遠征では、新たな発見もあったそう。
「僕普段、北海道といったら、すし派なんですよ。だけど、井口さんと西野さんにジンギスカンに行こうと言われて、初めて食べたんですよ。独特の匂いが苦手だと思っていたんですけど、好きになっていた。今回の遠征で2回も食べました。マジ好きになりました。ご飯3杯くらい食べちゃいました」。〝ジンギスカンデビュー〟を果たし、魅力にどっぷりハマっていた。
【アイツらのことならオレに聞け!】吉田輝星が語る~2000年度組