■パ・リーグ１２回戦　オリックス９ー３日本ハム（５月２３日、エスコンフィールド北海道）

　日本ハムの野村佑希内野手（２３）が２３日、オリックス戦に「７番・左翼」で先発出場し、今季２度目の３安打猛打賞をマークした。九回の第５打席には、仲が良いドラフト同期のオリックス・吉田輝星投手（２３）と初対戦。鋭い当たりも三直に倒れ、悔しさをにじませた。一問一答は以下の通り。

―３安打をマーク。打席を振り返って
「きょうは良かったなと思います」

―前日２２日は最終打席でサヨナラを呼び込む中越え三塁打。手応えを得た
「その前も試合に出ていないだけで、ちょこちょこ感じは良かったので、なんとか試合が空いても同じ感覚でいけて良かったなと思います」

―固め打ちができた
「そうですね。固められるタイプだったんですけど、最近それがなかったので良かったなと思います」

―九回２死一、二塁で回ってきた第５打席は、ドラフト同期・吉田の前に三直に倒れた

「お互い必死だったので、打てれば良かったですけど…」

―鋭い当たりだった
「そうですね。いい感じで捉えられたので、継続してやっていければと思います」

―公式戦では初対戦だった
「１年目のキャンプ以来なので。（今カード中に）ご飯に行って、その時に話をしていたので変な感じはなかったです。集中もしていたので、次は打てるように」

―食事中はどんな話をした
「たぶん投げないと言っていました。投げないからと。きょうもレフトでブルペンにいたので、『投げるの？』と聞いたら、投げないと言っていた。投げないんだと思ったら出てきました（笑）」

―移動日なしで２４日から敵地で楽天戦
「本当に続けて打ち続けるしかないので、ピッチャーが代わっても継続してできればなと思いますし、今のいいものをなんとか自分のものにできるようにやっていければと思います」