高校野球
2024/05/24 17:50

東海大札幌高の北沢優人主将がU-18日本代表候補の147キロ左腕から決勝アーチ【春季全道高校野球】

六回に本塁打を放ち、生還してチームメートとハイタッチする東海大札幌高の北沢主将(左)=撮影・西川薫

■春季全道高校野球大会(5月24、札幌円山球場)
▽1回戦 北照3-4東海大札幌高

 2年ぶり出場の東海大札幌高が、昨秋の主砲で主将の北沢優人三塁手(3年)の決勝アーチでプロ注目投手を擁する北照に競り勝った。8年ぶりの4強入りを懸けた2回戦は釧路江南と対戦する。

同点直後に北照・高橋から快音

東海大札幌高の北沢主将が同点直後の六回に決勝アーチを左翼越えへ放つ

 

 同点に追い付かれた直後の六回の第3打席。1ボールから、北照の147キロ左腕・高橋幸佑投手(3年)のインハイ直球を見逃さなかった。昨夏の練習試合でも高橋と対決し、その時にも本塁打をマークしていたことで球筋は頭に入っていた。北沢主将は「真っすぐを狙いにいってた。打った瞬間に入るかなと思ったけど、そのまま入ってくれたので素直に嬉しかった」。一塁を回ったところで、サク越えを確認。何度もガッツポーズしながら、ダイヤモンドを一周した。

三回の打席はただの失敗に終わらせず修正を加えて汚名返上

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