日本ハムの加藤貴之投手（３１）が２５日、楽天モバイルパークで行われる楽天戦に先発する。前回１８日のロッテ戦（ＺＯＺＯマリン）は六回途中９安打３失点で降板。悔しさを内に秘めた左腕は、長いイニングにこだわり、３勝目を懸けたマウンドに上がる。登板前日の一問一答は以下の通り。

―前回のロッテ戦は六回途中で降板。修正する部分は
「気持ちの面もそうですが、打たれたのは自分なんで。そういうところもしっかり反省して。気持ちもリセットできたと思うので、あしたから全力で頑張りたい」

―今季初めての楽天戦。打線にどんな印象を持っているか
「どのチームも僕は変わらないので。１番から９番までしっかり対策を練って、捕手と話をしながら頑張りたいと思います」

―なかなか勝ち星に恵まれていない
「チームが勝てばいいと思っています。そのために長いイニングを投げたいと思っているので、そこは変わらずに。あとは粘り強く。点を取られることはあるんですけど、粘り強く長いイニングを投げられたら」

―フィジカルよりもメンタル面が課題か

「投げているボールは、状態的にはそこまで悪くない。そこはしっかりリセットして」

―交流戦に向け、バッティング練習を始めた。柵越えもあったが
「それはたまたまなんで、バッティングは期待しないでください」

―楽天モバイルパークの印象は
「マリンと一緒で風が吹いている。そこはしっかり注意して。あとはそこまで変わらない」

―風が吹くと球種の選択も変わるか
「曲がり幅は変わってくる。そこはしっかり、あした確認しながらですね」