コンサドーレ
札幌FW金健熙 鹿島の強力CB打ち破り今季初ゴールだ! 25日ホーム鹿島戦(予想スタメン付き)
■5月24日、札幌ドームサブグラウンド
今季3勝目へ
北海道コンサドーレ札幌は25日のホーム鹿島戦(札幌ドーム、午後2時キックオフ)に向けて午前練習を実施。ミーティングを実施した後、過密日程を考慮してボール回しなど軽めのメニューを消化した。前節のアウェー柏戦(1●2)でリーグ戦今季初先発を果たしたFW金健熙(キム・ゴンヒ、29)は、前線で攻撃の起点となり得点にも絡んだ。鹿島の屈強な2人のセンターバック(CB)を186センチの韓国人ストライカーが打ち破り、チームに待望の今季3勝目をもたらす。
前節は13カ月ぶり先発で得点に絡む
前節、昨年4月15日のアウェー浦和戦以来、約1年1カ月ぶりにリーグ戦での先発出場を果たした金健熙は、前線で躍動した。ポストプレーやラストパスなどで何度もチャンスを演出すると、後半2分にはMF青木亮太(28)の左サイドからのクロスに反応して、相手DFを引き連れながらニアサイドに飛び込んだ。「すごくいいクロスだったけど、ちょっと勢いがあって、無回転気味に来たので」と振り返るように、わずかに頭に合わせることはできなかったものの、ファーサイドにいた相手DFがトラップミスしたボールに、MF駒井善成(31)が反応してゴールをゲット。結果的につぶれ役として、同点ゴールを〝アシスト〟した。
「良いタイミングで良いクロスを上げてくれれば」
「ああいうクロスが上がってくれれば僕もチャンスがあるし、もし僕がシュートできなくても、この間のように何か起こることがあるので。良いタイミングで良いクロスを上げてくれればチャンスはある」と、鹿島戦でも最前線でのターゲット役として、チームの攻撃をリードしようと意気込みを見せる。