芸能
2024/05/24 20:35

アメリカ横断ツアーを成功させたNEO JAPONISM 5月25、26日に札幌で2年ぶりライブ開催

5月25、26日に札幌で2年ぶりのライブを開催するNEO JAPONISMの滝沢ひなの(左)と辰巳さやかが道新スポーツに来社し、インタビューに応えた=撮影・小田岳史

SNS総フォロワー数は14万8000人超

 さらなる高みを目指して、強く闘い続ける―。5人組のアイドルグループ「NEO JAPONISM」の滝沢ひなのと辰巳さやかが24日、プロモーションで道新スポーツ編集部を訪れた。2019年11月から現体制での活動を開始。見る者を圧倒するパフォーマンスで着実に階段を上ってきた。グループのSNS総フォロワー数は14万8000人超と、人気と実力を兼ね備えるグループまで成長。23年10月には1カ月に及ぶ初のアメリカツアーを開催し、ニューヨークやサンフランシスコ、ロサンゼルス、ラスベガスなどでの全15公演を完遂させた。

22年10月以来の札幌公演

 北の大地でネオジャポ旋風を巻き起こす―。5月25、26日と北海道発のアイドルグループ「タイトル未定」らとの対バンを行う。22年10月以来となる札幌に、滝沢は「初めて来たとき、特典会のときに泣きながら『来てくれてありがとう。すごくうれしかったよ』と言ってくださった方がたくさんいて、ライブも温かい雰囲気でした。こっちもうれしくて泣きそうになりました。やっと来られたので、うれしさ大爆発で、幸せいっぱいのライブにしたいと思います」と意気込むと、辰巳も「私もずっと来たかった。オンライン特典会でも北海道に住んでいる方も『早く来てね』というメッセージをいただいていたので、やっと来られたうれしさと、待っててくれてありがとうという感謝の両方を伝えられるようなライブにしたいです」と続けた。

アメリカでの経験

 この2年間で大きくなり、札幌へと〝帰って〟きた。昨年10月のアメリカツアーでは言葉の壁を超えた一体感が生まれたという。滝沢は「アメリカの観客のブチ上がり方が違いました。『Whoo!!』みたいにすごく大きく反応してくれて、何も考えずに直感で楽しむのを教えてもらいました」と振り返った。

すしざんまいとコラボ

 3月24日には飲食店の「すしざんまい」と異例のコラボシングル「KOTOBUKI」をリリース。激しいロック調のメロディーに寿司ネタの歌詞を乗せた絶品の楽曲を、辰巳は「豪華なものになった」と表現。滝沢は「すしざんまいさんとのコラボと聞いて和風っぽい曲ができるのかなと思っていたけど、まさかのめちゃくちゃ激しい曲で、歌詞もおもしろくて、キャッチーな曲をいただいてありがたいです」。

「THE SECOND」優勝のガクテンソクがお兄ちゃん

 信頼を置く〝お兄ちゃん〟からも大きな刺激を得ることができた。公式YouTubeチャンネルのレギュラー番組のMCは、お笑い芸人のガクテンソクが務めている。ガクテンソクは今月18日に行われた漫才トーナメント「THE SECOND」で優勝。福岡遠征中だったネオジャポのメンバーもTVerでその瞬間を見守り、辰巳は「感動しました。アイドルで勝ち負けはないのでハッとしました」と涙したという。普段の姿も優しいというガクテンソクは「悩みを相談したらアドバイスをくれたり、ライブもお忍びで観に来てくださる」(滝沢)。優勝後にも仕事で一緒になった際には「ここからが入学した1年生だから、お互い頑張っていこうよ」と激励を受けた。

目標は日本武道館

 そんな〝お兄ちゃん〟に負けじと、ネオジャポも成長を止めるつもりはない。滝沢は「日本武道館でやりたい目標もあるし、その間のワンマンライブもソールドアウトにしていきたい」と力を込めると、辰巳も呼応した。「全てやることに意味のあるものにしたい。ワンマンライブでも集客できて、実力も伴っているライブにしたいし、フリーライブでも行った場所で毎回120%。この土地のこの日のライブは1回しかないと思って、一つ一つを大事にしていきたい」。自分たちの力で生み出した追い風をさらに強烈なものとする。ファイティングポーズを緩めるつもりは、さらさらない。


■プロフィール NEO JAPONISM(ねお・じゃぽにずむ) 滝沢ひなの、辰巳さやか、朝倉あい、福田みゆ、瀬戸みるかの5人組のアイドルグループ。2019年11月から現体制の5人で始動。東京では渋谷O-EAST、Zepp DiverCityといった1000人超えのキャパの会場もソールドアウトさせた。23年10月にはアメリカ横断ツアー(ニューヨーク、サンフランシスコ、ラスベガス、ロサンゼルスなど)にも挑戦し、大成功を収めた。同年12月に開催した築地本願寺のライブでは2000人を超す観客を動員した。

 

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