ファイターズ
2024/05/25 00:10

細川凌平 九回に一時勝ち越しの2点打 「一つの引き出し」にした「エフォートレス思考」とは

九回2死満塁、勝ち越しの2点打を放ち、雄たけびを上げる細川=撮影・桜田史宏

■パ・リーグ5回戦 日本ハム4ー3楽天(5月24日、楽天モバイルパーク宮城)

この日初打席で大仕事! 難攻不落の守護神を攻略 

 百戦錬磨の守護神を、若手のホープが打ち砕いた。日本ハムの細川凌平内野手(22)が七回の守備から途中出場。1―1の同点で迎えた九回、2死満塁の好機でこの日初めて打席に立ち、一時勝ち越しの中前2点打を放った。

 楽天・則本に3球でカウント1―2と追い込まれながら、5球目のフォークを逃さず拾った。

納得の一打に喜びひとしお 「うれしかったですね」

 「うれしかったですね。うれしかったというか、その後同点に追付かれましたけど、チームが一歩、勝ちに少し近づく一打になったかなと。頭にあったボールだったので、ああいう場面でしたけど、冷静に考えて、いろいろと頭の中を整理できた結果かなと思います」

久しぶりの〝打撃〟にも平常心 生かした経験

 レギュラーではないことを自覚し、相応の準備を整えてきた。犠打以外で打席に立ったのは、17日のロッテ戦以来1週間ぶり。それでも「昨年から起用の中で、1週間打席が空くのは全然あること。昨年、経験させてもらったので、それを生かさないといけない。そういう時のためのアプローチは、自分なりに練習してきた。昨年の経験が生きているかな」と、言い訳せずに自身の立場と向き合ってきた。

練習から本番を想定 「レギュラーの方とは違う意識で」

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