25歳の誕生日を迎えた清宮幸太郎 24歳最後の日に函館で訪れた場所とは
■イースタン・リーグ7回戦 巨人0-2日本ハム(5月25日、函館オーシャンスタジアム)
日本ハム・清宮幸太郎内野手が25歳の誕生日に、「3番・左翼」で先発出場。3打数無安打に終わったが、函館オーシャンスタジアムに駆けつけたファンから祝福を受け、「本当にパワーをもらいました」と感謝した。
スタンドからうれしい大合唱
一回1死一塁で迎えた第1打席。スタンドから「ハッピーバースデー」の合唱が響いた。「うれしかったですね。なんかこういうちょっと変わったところで、北海道で(誕生日を)迎えられてよかったです」としみじみと語った。
死球受けて「プレゼントもらいました」
四回の第2打席では死球を受け、ヒヤリとする場面もあったが「大丈夫です。バースデープレゼントもらいました」とニンマリ。「まあまあ(状態は)ボチボチじゃないですか。一時よりはいい気がします」と表情は明るかった。
7年目の今季は、春季キャンプ直前に左足首を捻挫。4月19日に1軍昇格を果たしたが、結果を残すことができず、ファームで誕生日を迎えることになった。
25歳の抱負は「見返してやりたい」
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25歳の抱負は「やっぱり見返してやりたい気持ちが強いです」とキッパリ。「今はすごくモヤモヤしていますけど、(シーズン)終わった時にしっかり活躍しているように。いまは基礎をしっかり作っていきたい。しっかり打席の中で自分のスイングをする。迷いなく行くというのが大事」と誓う。
ドラフト同期の田中瑛とデート
前日24日は休日。24歳最後の夜は、ドラフト同期の田中瑛斗投手(24)との〝函館デート〟を楽しんだ。「本当ですよ~。24歳最後の日をアイツに取られた!」と言いつつも、どこかうれしそう。観光の目的は「コナンの聖地巡礼」だった。
函館は大ヒットを記録している人気映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』の舞台。「ちゃんと予習していかないと最後の衝撃が伝わらない」と右腕から勧められ、遠征前に映画を鑑賞した。
日本三大夜景として名高い函館山展望台へ
22年オフにイベントで訪れた際「赤レンガ、五稜郭は野村と行った」と、今回は日本三大夜景として名高い函館山展望台へ。眼下に広がる100万ドルの夜景に「コナンでも函館山、めちゃめちゃ出てくるんですよ」と大興奮。田中瑛と2人で写真を撮り、どちらがキレイに撮影できたか競い合ったという。
「まだ、子どもですね。これからです」
24歳最後の日を満喫し、20代後半に突入。「僕の思い描いている25(歳)は、もっと大人なイメージです。まだ、子どもですね。これからです」。ここから巻き返し、少しずつ大人の階段を登っていく。
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