【一問一答】2年ぶり1軍登板の畔柳 金子、伊藤両コーチの助言を胸に2回0封
■パ・リーグ7回戦 日本ハム2-3楽天(5月26日、楽天モバイルパーク宮城)
日本ハムの畔柳亨丞投手(21)が26日、楽天モバイルパークで行われた楽天戦の四回から救援し、2回1安打無失点の好投を見せた。2022年以来、2年ぶりの1軍登板。2軍で力を蓄えてきた高卒3年目右腕はマウンド上で、成長を示した。試合後の一問一答は以下の通り。
―久々の1軍登板を振り返って
「思ったよりも緊張しなかったです。子どもになった気分というか、小さいとき、こういう1軍の舞台を見ていたなと。楽しんで投げられたと思います」
―初登板のときと違ったか
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「初めてのときは、周りが見えなかったですけど、きょうはある程度、周りを見ながら投げることができたので、良かったです」
―今回は実力でつかんだ1軍だが
「あまり結果は気にしないようにしていて。とにかくチームのために全力で腕を振ることだけ考えて投げたことが、いい結果につながったと思います」
―テンポも良かった
「ブルペンでは全然、調子が良くなかったですけど、ファームで金子コーチや伊藤コーチから『その日、悪くても今できる最善のことをする』と言われてきて。その言葉を胸にしっかり刻んできょうは投げられたのかなと思います」
―調子が良くない中でも好投
「逆に悪いぐらいでした、きょうは。ただ、毎回そういう(良い状態で)ピッチングができるわけではないので、良かろうが悪かろうが、次に向けてしっかり準備することだなと思います」
―登板後、監督、コーチから声を掛けられたか
「コーチからはナイスピッチとは言われました。次もいいピッチングができるように最善の準備をしていきたいです」
―次のカードは阪神戦で甲子園が舞台。思い入れのある球場
「高校生のときに1回、センバツでベスト4まで行って、思い入れというか懐かしい。楽しみですね」