芸能
2024/05/30 17:00

【ライブレポート】タイトル未定「TETRAPOD」夢の舞台で見せた集大成のステージ【全171カット】

5月20日に行われたタイトル未定のワンマンライブ「TETRAPOD」。終盤には銀の紙吹雪が舞い上がり、会場の熱気が一気に高まった=撮影・小田岳史

■5月20日、東京・Zepp DiverCity

 2年間の歩みを「5・20」に刻み込んだ―。札幌を拠点に活動する4人組のアイドルグループ・タイトル未定が、ワンマンライブ「TETRAPOD」を開催した。川本空がこのライブをもって卒業となるため、このメンバーでは最後のワンマンライブ。アンコール3曲を含めて全20曲に魂を注ぎ込み、一つの集大成を見せた。カメラを10台以上を設置し、配信されたツイキャスの有料配信アーカイブ(2000円)は6月3日まで視聴可能だ。

熱気に満ちた会場 紗幕を使った演出で開演

 タイトル未定が、夢の舞台に戻ってきた。2022年の「TIF(TOKYO IDOL FESTIVAL)」メインステージ争奪戦で優勝し、ステージに立ったZepp DiverCity。あれから2年、タイトル未定は2000人規模の同会場でワンマンライブを開催できるほど大きくなった。この体制では最後となるワンマンライブに、会場は開演前から人であふれ、熱気に満ちていた。ステージ全体に掛けられた紗幕を利用した演出からライブはスタート。まずは18日に公開したばかりの「春霞」のMVが流れ、「鼓動」のSEでカウントダウン。

神秘的に舞う緩急自在なパフォーマンス

 「水流」のイントロが流れると、紗幕には波紋が映し出された。その後も歌詞が大きく浮かび上がる演出の中、4人は神秘的に舞う緩急自在なパフォーマンスを披露。そのまま「黎明」へと続いた。イントロでは冨樫優花が「私たちは何者にでもなれる」とMC。4人の歌声も熱を帯びていき、クールに、そして力強く歌い上げた。「黎明」の終わりで紗幕が開けると、谷乃愛の「『TETRAPOD』始まりました~!」というコールと共に「桜味」へ。ここまでとは一転してキュートな春曲でステージを明るく彩った。春の次は「夏のオレンジ」。観客のコール&レスポンスも一層大きくなり、一体感は一気に高まった

卒業する川本空が〝ちくわ節〟全開

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