コンサドーレ
2024/05/28 19:00

札幌MF長谷川竜也「いいチームから強いチーム」へ必要なこと

チームの現状に危機感を抱くMF長谷川(右)=撮影・西川薫

■5月28日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場

 1カ月ぶりの2連休を経て、チームは5月6日以来となる宮の沢で6月2日のアウェー東京V戦(味スタ、13時5分キックオフ)に向けて練習を再開した。25日のホーム鹿島戦(0●3)で後半途中から出場したMF長谷川竜也(30)が、チームの現状を憂い、痛切な思いを吐露した。

手遅れになる前に、変わらなきゃ

 手遅れになる前に、変わらないと。鹿島戦後、DF岡村大八(27)やMF駒井善成(31)が現状に警鐘を鳴らしていたが、敗戦の瞬間ピッチに立っていた長谷川も思いは同じだ。オフ明けのこの日、ミーティングに時間を割き、ボール回しとパス練習などで終了。「今日の練習じゃ正直まだ分からないし、そんなに簡単に変えられるものではない。変わったからといって、結果が出るかというと、そうでもない。でも強いチームになるには必ず踏まないといけない過程だと思う。仲間意識もみんな、すごくある。だけど、いいチーム止まり。もっと強いチームになるには、僕らの意識、僕らがやるんだ、僕らがもっと結果を求めて練習から厳しくやっていくんだ、という気持ちでやらなくてはいけない。明日からですね」。自らにも言い聞かせるように言葉を絞り出した。

鹿島戦に4人同時交代で途中出場

 鹿島戦は2点を追う後半17分、4-4-2の左サイドハーフに4人同時交代の1枚としてピッチに投入された。3日前のルヴァン杯J3長野戦では延長戦まで120分を戦い抜いたばかり。「簡単な状況ではなかったが、ルヴァン杯で見せたチームで戦う気持ちは、やっぱり出していかないと、と感じた。チームの士気が下がっていたら声をかけるし、もう一回みんなで戦う、というのは、サブで入る時には意識した」。敗戦後、すぐにロッカールームで選手間による話し合いがもたれたという。

昨季途中から期限付き移籍しJ1復帰に貢献

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