高校野球
2024/05/28 18:35

北海 先発の1年生右腕・小野悠が好投「全てコントロールできていた」【春季全道高校野球】

先発マウンドに上がった北海・小野=撮影・工藤友揮

■春季全道高校野球大会(5月28日、札幌円山球場)
▽決勝 北海3-2クラーク

 1年生とは思えぬマウンドさばきでチームを支えた。北海の先発・小野悠真投手(1年)が公式戦最長となる5回を投げ2失点と好投し、エースの浅水結翔(ゆいと)投手(2年)につないだ。この春は支部予選から7試合中6試合に先発。試合をつくる役割を務め上げ、貴重な経験値を得ることができた。

すでに公式戦6試合目の登板

一回2死二塁のピンチを切り抜け、ベンチへと戻る北海・小野悠=撮影・十島功

 

 決勝の大一番、先発マウンドを任されたのは今まで同様、小野悠だった。少し前まで中学生だったが、すでに公式戦6試合目の登板。「初めてのことばかりで最初は緊張することもあったが、だんだん慣れていった」という強心臓ぶり。投げても5回4安打2失点にまとめた。五回に先制こそ許したが「球数が少なくて、全てコントロールもできていた」と納得の表情を見せた。

変化球でもカウント奪える安定感

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