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【プレーバック・写真入り】交流戦1回戦 日本ハム8-2阪神(5月29日、阪神甲子園球場)
新庄サプライズでチーム活性化 水谷プロ初猛打賞 先発・伊藤5回2失点
日本ハムは阪神と敵地で対戦し、8-2で完勝した。前日の試合が雨天中止となり、1日遅れで交流戦が開幕。試合前には新庄剛志監督(52)がサプライズで甲子園のファンを沸かせた。阪神・岡田彰布監督(66)とのメンバー表交換で、阪神入団当時の背番号「63」、その上に「新庄監督」と漢字で書かれた縦縞のユニホームを着て登場し、古巣の球場をどよめかせた。
するとチームは序盤から勢いに乗った。日本ハムは二回1死二、三塁、石井一成内野手(30)の当たりは遊ゴロだったものの相手の野選と失策で2点を先制。2-1で迎えた五回には、2死一塁から万波中正外野手(24)が外角低めの変化球を左翼スタンドへ運ぶ6号2ランを放った。
高校時代以来の甲子園プロ初登板となる先発の伊藤大海投手(26)は5回6安打2失点。立ち上がりの一回から2四球を与えるなど制球に苦しみ、三回以降は常に得点圏に走者を背負った。それでも何とか2失点にまとめ、球数が96球に達した五回に勝利投手の権利を得てマウンドを降りた。
その後も打線の勢いは止まらず。七回には「1番・左翼」で先発した水谷瞬外野手(23)が1死二、三塁から中前2点打を放ち、プロ初の猛打賞をマーク。八回にも水野達稀内野手(23)、五十幡亮汰外野手(25)の連続タイムリーで2点を追加した。
中継ぎ陣は杉浦稔大投手(32)、パトリック・マーフィー投手(28)、鈴木健矢投手(26)がそれぞれ1回を無失点でつなぎ、九回は畔柳亨丞投手(21)が先頭に四球を与えたものの後続をしっかり抑えてゼロで締めた。
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