ファイターズ
万波中正が思い出の甲子園で通算50号到達「100本、200本とまた積み重ねていけるように」
■交流戦1回戦 日本ハム8-2阪神(5月29日、阪神甲子園球場)
今季初の2番で五回に6号2ラン
日本ハムの万波中正外野手(24)が29日、甲子園で行われた阪神戦に「2番・右翼」で先発出場。1点リードの五回に6号2ランを放ち、出場337試合目で通算50号に到達した。交流戦初戦を勝利に導くアーチを「本当に意味のある一発になりました」と笑顔で振り返った。
風に乗ったんじゃないですか?
完璧な一撃でなくても、オーバーフェンスを可能にする。若き主砲が、驚がくのパワーを見せつけた。「打ったのはチェンジアップ。うまく打てたけど(外野の)頭を越えるかどうかという感じで、入ってくれて良かった。風に乗ったんじゃないですか? たぶん、そう思います」と納得の表情を浮かべた。
昨季はリーグ4位の25本塁打
高卒6年目。着実に結果を残し、節目の数字をクリアした。2022年に初の2桁本塁打を記録すると、昨季はリーグ4位の25本塁打をマーク。理想のバッティングを追求する求道者は、新庄監督の下で伸び伸びと才能を開花させた。
通算本塁打数を50本に伸ばし「嬉しいですね。もちろん100本、200本とまた積み重ねていけるように頑張ります」と節目の数字を通過点と捉え、さらなる上積みを誓った。