コンサドーレ
2024/05/30 19:25

監督続投、J1残留の目標修正を受け札幌MF荒野主将が決意新た「ミシャを信じてみんなで迷わず行く」

声を張り上げながらプレーするMF荒野=撮影・工藤友揮

■5月30日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場

 北海道コンサドーレ札幌は6月2日のアウェー東京V戦(味スタ)に向けて、5対5のパスゲームや11対11などで調整した。今シーズンはここまで2勝5分9敗とリーグ19位に沈むクラブは前日29日、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(66)に今季の最後まで指揮を託し、J1残留を最優先の目標とする方針を発表した。札幌アカデミー出身で、13年間のプロ生活の全てを札幌で戦ってきたMF荒野拓馬主将(31)が、愛するチームを守るため、全力でJ1残留をつかみ取りに行く。

就任7年目の今季は〝集大成〟

 2018年のクラブ史上最高となるJ1リーグ戦4位や、19年のルヴァン杯準優勝、そして歴代最長の8シーズン連続J1在籍など、札幌に数多くの新しい景色を見せ続けてきたミシャ政権。三上大勝代表取締役GM(52)は29日、就任7年目の今季を〝集大成〟とすることをクラブの公式ホームページを通して表明した。

ミシャに合った順位に上げたい

 その声明を受けて荒野は「今シーズンをミシャでやっていく中で苦しいシーズンになっていますけど、降格するようなチーム、下位にいるようなチームの監督ではない。いるメンバーでしっかりと戦って、ミシャに合った位置に上げられるようにしたい」と胸中を明かす。

ロングボールを蹴るMF荒野

 

三上GMと会談 信頼は揺らがず

 指揮官の続投について三上GMとも会談したが、「ミシャを信じてみんなが迷わず行けば、絶対に力を発揮できる。そういったパワーをミシャは持っているし、自分たちもそれに応えるようにやっていきたいという話を三上さんにはさせていただきました」と、7年間共に歩んできた指揮官に対する信頼は全く揺らいでいない。

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