日本ハムのアニュラス・ザバラ投手（２７）が３０日、初めて１軍出場選手登録された。来日１年目の今季は、春季キャンプの紅白戦で最速１６１キロを計測。高い能力の一端を示していた。ファームではクイックに磨きをかけるなど、日本野球への順応を目指して腕を磨いてきた。意気込みを語った一問一答は以下の通り。

ー新庄監督と練習中に話していた
「野球関係の〝あること〟を話しました」

ー中身はシークレットか
「まずはファームでの投げっぷりが良かったと褒めていただいた。思う存分、暴れてほしいと。ただ、ボールは暴れないようにね（笑）というジョークを交えて一喝入れてもらいました」


ーキャンプ、オープン戦からの修正点は
「自分のスタイルには自信を持っていたけど、２軍に行くということは改善の余地があるから。試行錯誤していろいろ考えてきた。例えばクイック。もう少し速くすること、継続的に習慣付けること。体で覚えることを頑張りました」

ーフィットしたか

「ファームでアドバイスをしてくれた皆さんのおかげで、良い結果になっていると思う」

ーキャンプ序盤に速球を投げていた。１６０キロを超えるようなスピードは変わらないか
「そうですね。最初から自分のピッチングには力強さがあると自覚していた。自分のことを信頼しているし、威力と速さは健在です」



ーファームで奪三振率が高かった。日本の打者の特徴はつかめたか
「１軍にいても２軍にいても、プロ野球選手である以上、相手を見てどういう特徴なのかな？と考えている。最近は一連の流れ、特徴が分かってきた。ファームにいる時も１軍でも、引き続き学びの姿勢を怠らないようにしたい。学びの姿勢がなくなると改善はない。そこは心がけています」