【一問一答】山崎福也 決勝打&リーグトップ6勝目 「最高。野球をやっているなって感じがします」
■交流戦2回戦 日本ハム6ー0阪神(5月30日、阪神甲子園球場)
日本ハムの山崎福也投手(31)が30日、甲子園で行われた阪神戦に先発し、7回無失点の好投でリーグトップの6勝目を挙げた。バットでも先制タイムリーを放つなど大活躍。新庄監督の6番抜てきに結果で応えてみせた。移籍1年目のサウスポーは投打にフル回転し、力強くチームをけん引した。試合後の一問一答は以下の通り。
ー打席でうれしそうな表情だった
「シンプルにうれしかったです」
ー四回無死一、三塁から先制打。狙いは
「絶対に打ってやろうと思いました。特に狙い球はなくて、来たボールを打とうと。それだけでした」
ー力むことなく、上手に合わせた
「球が浮いてきたので、それが良い感じにバットに乗りました」
ー最初の打席は四球でガッツポーズ
「みんながベンチで盛り上がっていたので、それに乗って自分も(ガッツポーズを)しました」
ー6番と聞いたのはいつ
「きょう聞きました。夕方、試合前に。ここ(球場)に着いたぐらいで知りました」
ー聞いた時の気持ちは
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「テンション上がりました。やってやるぞ、という気持ちです」
ー真剣勝負の中でも表情に楽しさがにじみ出ていた
「楽しいですよね。交流戦は毎年ありますけど、変わった雰囲気で野球がやれるし、バッターボックスにも入れる。モチベーションの一つですね」
ー打者もやった方がリズムが生まれるか
「毎年、交流戦の時はピッチングも良い結果が出る。どうなんでしょうね? 僕も分からないけど、結果は良いです。そんな(良いリズムが生まれる)感じは、自分でもします。でも要因は本当に分からないです」
ー田宮のリストバンド、レガースだった
「きょうは全部(田宮)裕涼に借りました。手袋以外は借りました。バットは僕のです。手袋以外の装備品は借りました」
ー経緯は
「なんか打てそうだなと思って(笑)。それだけです」
ー快く貸してくれたか
「(伏見)寅威さんが出るので、スタメンじゃないので、ちょうどいいなと思って、試合前に言いました」
ー自分で自分を援護する気分は
「最高ですね。アマチュア時代を思い出します。野球をやっているなって感じがします」
ー甲子園での阪神戦は日本シリーズ以来。リベンジできたか
「去年もその前も、勝ってなかったので大丈夫かな?と思っていたけど、きょうは良かったです」
ースタメン発表でどよめき、ヒットで騒然。ファンの声は力になったか
「僕はやってやろうと思えるタイプ。新庄監督が、そういう起用をしてくれたので感謝しかないです」
ー四回は先頭打者に四球を与えたが、粘りきった
「きょうは先頭をよく出すなって思っていた。そこは反省点です。点差が広がってなかったら、ポンポンっと点が入ってもおかしくなかったので。抑えた理由は、向こうが打ち急いでいたところもあって、こちらの良い風(展開)になってくれました」
ー序盤はファーストストライクが取れていた
「配球に関しては寅威さんに任せている。全体的に球が通ったイメージはあります」
ー早くも6勝目
「このペースは初めてですね」
ー2桁を目指せる
「移籍してきて、勝たないといけない。勝ち続けることがチームや(統轄本部長の)吉村さんへの恩返しになると思う。しっかり勝つことだけにこだわって、やっていきます」