ファイターズ
2024/05/30 23:05

新庄監督 山崎6番起用の妙 予言完全的中に「もう当たらんでいい(笑)」

試合前、阪神・岡田監督(左)と握手を交わす新庄監督=撮影・村本典之

■交流戦2回戦 日本ハム6ー0阪神(5月30日、阪神甲子園球場)

ビッグボス采配ズバリ! チームは3カード連続の勝ち越し

 恐ろしいほどに予言を的中させた。日本ハムの新庄剛志監督(52)が30日、甲子園で行われた阪神戦で再び、ファンを沸かせた。打撃に定評がある山崎福也投手(31)を「6番」で起用すると、大当たり。想像していた得点パターンが現実となり、チームを連勝に導いた。

描いた青写真を現実に 2日前に語っていた起用法

 かつての庭だった甲子園で、やりたい放題だ。雨天中止となった28日、報道陣に山崎を7番で起用する予定だったと明かし、本気とも冗談とも取れる口調で「福也くんが打って、(伏見)寅威くんでバント、水野くんでかえす」と青写真を描いていた。

 この日の試合。3人とも打順は1つ繰り上がったが、言葉通りのシーンが生まれた。四回無死一、三塁。まずは、山崎が中前へ適時打を放つ。伏見は犠打を成功(記録は犠打野選)。続く水野は右前へはじき返し、2人が生還した。さすがの新庄監督も思い通りに事が運びすぎて「もうもういい。当たらんでいい(笑)」と驚きを隠せなかった。

四回無死二、三塁、水野の適時打で生還した伏見(左)と山崎=撮影・松本奈央

 

昨季日本一の阪神を圧倒 大胆かつ緻密な野球

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