■交流戦２回戦　日本ハム６ー０阪神（５月３０日、阪神甲子園球場）

　日本ハムの水谷瞬外野手（２３）が３０日、甲子園で行われた阪神戦で大暴れし、初の４安打をマークした。２９日も３安打を放っていて、打率は・３６８まで上昇。昨オフ、現役ドラフトで加入した大器が起用に応えて連日、猛アピールしている。試合後の一問一答は以下の通り。

ー２番で出場
「（相手投手の）右左で気持ちの変化はなかったです。ただ僕的には１番より２番の方が格好いいなと思う。使っていただけるだけでありがたくて、打順にこだわりはないけど、モチベーションはちょっと上がって（試合に）入れたかな」

ーメジャーでは２番が最強打者とも。そのイメージが強い
「そうですね。そんな感じです」

ー前日のプロ初猛打賞に続いて４安打
「僕は１日１本の気持ちでやってますし、まだ毎日２本も３本もっていう選手ではないと思う。自分の打席を大事に無駄にせずっていう気持ちで、たまたま結果的に４本打てました」

ースイングに迷いがない

「上がってきた時からずっと言ってることだけど、２軍の佐藤友亮コーチだったら、どうやって（アドバイスを）言うか考えて打席に入っています。スタメンで出るかどうかは分からないけど、きょうあしたのピッチャーは誰か分かっている。自分なりにこうしようかな？って考えて、友亮さんに連絡して、ああじゃないこうじゃないとやりとりして、いざ試合をやって、終わってからも『あれはこうだ、ああだ』と、やりとりをしていった結果が、迷いのなさや割り切った感じに見えていると思う」

ー試合後も連絡している
「はい。ＬＩＮＥで文面上ですけど、やってます」

ー赤ペン先生
「そうですね。フォームがどうではなく、引き出しを増やすため。駆け引きなので正解、不正解はないかもしれないし、結局は後追いになるかもしれないけど、引き出しを増やす考え方でやってます」

ー監督から、バットのことは言われたか
「折りすぎの話ですよね？　ヤバいです（笑）。ちょっとヒヤヒヤしてます。残り５、６本しかないです」