コンサドーレ
26歳の札幌MFスパチョークが〝勝負の6月〟に挑む「良い月になると期待している」
■5月31日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
北海道コンサドーレ札幌MFスパチョーク(26)が〝勝負の6月〟を戦い抜き、札幌とタイ代表に勝利の歓喜をもたらす。22日に26歳の誕生日を迎えたスパチョークは、札幌のチームメートだけでなく、前所属のタイ1部・ブリーラムユナイテッド時代のチームメートからも祝福を受けたそう。「誕生日は幸せに暮らしました」と、にこやかな笑顔を見せた。
大敗した鹿島戦の屈辱「まだ悔しい」
だが26歳初戦となった25日のホーム鹿島戦は0-3の大敗。スパチョークは前半33分に前に出ていた相手GKの隙を突いてロングループシュートを放ったが、わずかにゴール右に外れ、バースデーゴールをあと少しのところで逃した。その後も前線で奮闘したものの、結局札幌は最後までゴールを挙げられず、痛恨の敗戦を喫した。「まだ悔しい気持ちでいっぱい」と、鹿島戦で突きつけられた屈辱をいまだに払拭できていない。
「自分ができることで貢献したい」
試合の悔しさを晴らせるのは試合しかない。それだけに、J1残留を目標に掲げたチームにとって大事な一戦となるアウェー東京V戦(6月2日、味スタ)に向けて「チームの結果が大事。ゴールやアシストなど、自分ができることで貢献したい」と語り、今後の動向を左右しそうな試合に、強い意気込みを持って臨もうとしている。