郡司裕也 5号ソロ キャリアハイをぐんぐん更新中 オフのラーメン断ちの成果は…
■交流戦1回戦 DeNA4ー3日本ハム(5月31日、エスコンフィールド北海道)
好ゲームを演出する反撃ののろし 四回に1点差とする豪快弾
日本ハムの郡司裕也捕手(26)が「3番・三塁」で先発出場し、反撃ののろしを上げた。2点を追う四回、先頭で迎えた第2打席。相手先発・東の投じた2球目を豪快に左中間スタンドへ運んだ。
納得の一打 「ホームランは完璧でしたね」
前カードの阪神戦(甲子園)では、いい当たりが好捕される場面があった。試合中には球団を通して「ぐんぐん伸びてくれました。やっと良い当たりがヒットになりました」とコメントした。
8打席ぶりの快音に「いつかは出ると思っていましたけど、良かったです。ホームランは完璧でしたね。はい」と、うなずいた。
〝カメラ破壊弾〟以来の一発 自身シーズン最多を更新中
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
ブルペンのカメラを破壊した5月15日の西武戦(エスコンフィールド北海道)以来の一発となる5号ソロ。中日から移籍2年目の今シーズンは、本塁打数でキャリアハイをぐんぐん更新している。
肉体改造の効果あり それでも「まだ、物足りないです」
オフは長打力アップをテーマに掲げ、肉体改造に着手。大好きなラーメン断ちを敢行し、唐揚げ、天ぷらといった揚げ物も控えてきた。取り組みの成果は少しずつ現れているように見えるが、「まだ、物足りないです。ホームランは出ていますけど、長打率もまだ良くないので上げていきたいです」とキッパリ。満足することなく、さらなる高みを目指している。
ただでは終わらない 次戦につながる一本も
1点を勝ち越された直後の延長十回には「執念で」と先頭打者で右前打を放った。チームは3ー4敗れたが、頼りになる男が最後に意地を見せた。