ファイターズ
2024/06/01 00:10

ドラ3宮崎一樹 人生変えた大学3年の秋 プロ初安打の記念球は「じゃあ両親とかにあげます(笑)」 ※一問一答あり

二回2死一塁、宮崎(右)がプロ初安打を放ち、チームメートからの祝福に応える=撮影・桜田史宏

■交流戦1回戦 DeNA4ー3日本ハム(5月31日、エスコンフィールド北海道)

1軍昇格即スタメン プロ初打席でヒット 

 日本ハムのドラフト3位ルーキー・宮崎一樹外野手(22)がプロ初昇格し、即「7番・左翼」で先発出場。二回に好投手・東から、バットを折りながら右前へプロ初安打を放った。

そばアレルギーを持つそば屋の息子

 東京・日野市でそば屋「増田屋」を営む両親の元に生まれたが、生まれつき、そばアレルギーだった。「そば粉が舞っていると目がかゆくなったりとか、軽めのじんましんとか出たりする」という。それでも家族思いの宮崎は、かき入れ時の大みそかには店頭に出て販売を手伝い、症状に耐えながら自身は食べたことのないそばを振る舞った。

二回2死一塁、宮崎がプロ初安打を放つ

 

大人気野球漫画「MAJOR」がきっかけ

 実家のそば屋は継げなくとも、立派なプロ野球選手になった。野球を始めたきっかけは、大人気野球漫画「MAJOR(メジャー)」だ。

 「自分の原点というか、始まりの漫画」と心酔している。大学時代にはアニメにもハマり、「2~3周、見ました。自分自身がモチベーション上げたい時だったり、気合入れたい時とかに見たりする。試合前とかに好きなシーンを見たりしていました」。憧れは、主人公・茂野吾郎のライバルで、圧倒的な威圧感で打者をねじ伏せる豪腕・眉村健。「自分とは全然、違うんですけど、いいですよね」と笑う。

清宮と同じ調布シニア出身 大学3年の秋にブレーク

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい