【一問一答】水谷瞬 代打タイムリーで4戦連続安打 交流戦打率.643も「たまたま」
■交流戦2回戦 DeNA4ー3日本ハム(6月1日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの水谷瞬外野手(23)がDeNA戦に代打出場。1点を追う七回2死一、二塁で三遊間を破る同点打を放った。交流戦は全ての試合で安打を放っており、14打数9安打の3打点で打率.643と大当たり。波に乗る若武者の打棒は止まらない。試合後の一問一答は以下の通り。
―どんな心境で打席に
「気合です」
―狙い球を絞って
「いや、代打なんで、そんな狙い球とかはないですし、一回ファームの時に1打席ですけど、(DeNAの坂本と)対戦経験があったので、こういう感じだったよな、みたいな感じのイメージはあったんですけど、日もたってますし、あんまりそれを考えすぎないように、参考がてらにして入ったって感じです」
―交流戦は絶好調
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「たまたまじゃないですか。きのうのやつもラッキーというか、そういう感じでヒットになってくれましたし、きょうもやっぱり代打は難しいので、代打でヒットは本当、たまたまぐらいの気持ちで思っているので。たまたま4試合並んでるって感じです」
―途中から1打席での勝負は難しい。いいアピールになった
「ああやって一打同点、長打で逆転というそういう場面で代打で出してもらえるっていうのは本当、僕の中でもなんとかその期待に応えたい気持ちもありますし、それが前回上げていただいた時だったら、そういう場面で代打っていうのは絶対なかったことだと思うので、着々とステップを踏めてきているのかなとは思ってます」
―チャンスに強いと新庄監督も言っている
「きょうは代打でしたけど、スタメンで出してもらっても一打席一打席を本当、大事にしようと思って、無駄にできる打席はないと思って臨んでいるので、どの打席も懸ける思いは一緒なんですけど、きょうは、きのうああやって惜しいところで捕られるっていうこともありましたし、あれが入っていたら勝ってたゲームだったと思うので、そこで『入ってくれんなー』と思ったんですけど、きょうは打席に行く前にバットに『きょうは打たせてくれよ』っていう気持ちで行ったので、本当たまたま運が良く、いいところに転がってくれましたし、バットが打たせてくれたというか、野球の神様が見ていてくれたのかなと思います」
―新しいバットは届いたか
「まだです。6月20日まで待ってください」
―残りは何本
「マンチュウ(万波)にもらったやつ入れて5本なんですけど、マンチュウのやつはちょっとゲームでは難しいので、グリップが違うやつなんで。4本ですね。実質4本の5本って感じです」
―無理に打ちにいっているようには見えなかった
「いや、それはボールなりって感じですし、折れたからといって、別に。折れようがヒットになったら僕的には全然オッケーっていう気持ちではいるので、そこは関係ないですけど、チェンジになってベンチに戻ってきたら『また折れたよ…』って気持ちにはなります」
―新庄監督も大喜びしていた。期待を感じているか
「そうですね。やっぱり僕自身、毎日必死ですし、もらえたチャンスはなんとか結果としてつなげていこうっていう気持ちもあるので、期待していただいていることはありがたいんですけど、そこだけじゃなくて、毎日が自分との戦いでもあるとは思っているので、そこは重く受け止めすぎず、ありがたいことだと思ってやっていけたら」