ファイターズ
2024/06/02 19:10

福島蓮 うれしいプロ初勝利! 育成からはい上がった高卒3年目右腕って、どんな男?

プロ初勝利を飾り、新庄監督(右)と記念撮影する福島=撮影・小田岳史

■交流戦3回戦 DeNA2ー9日本ハム(6月2日、エスコンフィールド北海道)

5度目の先発でついに! 堂々の7回2失点

 日本ハムの福島蓮投手(21)が待望のプロ初勝利を飾った。2日にエスコンフィールド北海道で行われたDeNA戦に先発し、7回5安打2失点と文句なしのピッチングを披露した。育成ドラフトで入団し、プロ3年目の今年3月に支配下登録されたホープ。力強く記念すべき1勝を手にした。今後は一度、登録抹消となるが、早い段階で再び先発の機会が巡ってきそうだ。

7回2失点と好投し、プロ初勝利を挙げた福島

 

小4でチーム入団も子どもの頃の夢は「消防士」

 野球が好きな両親の影響もあり、小さい頃からボールを投げて遊んでいた。小学4年からチームに入団し、本格的に練習に励んだ。それでも、当時は「プロ」がイメージできるレベルの選手ではなかったという。

 プロになる選手の大半は野球で高校を選ぶが、福島は違った。中3の時点で、将来の目標は「消防士になること」。正義感からでも、ドラマや漫画の影響でもなく、純粋に「消防士、かっこ良くないですか?」と心惹かれた。夜勤がある勤務形態などもきっちり調べ上げ、本気で目指していた。

〝進路変更〟のきっかけにもなったセンバツ甲子園

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