ファイターズ
2024/06/02 17:40

《SHINJOの信条》水谷くんの1本目(記録は二塁打)はあれ、ホームランでしたね

■交流戦3回戦 DeNA2ー9日本ハム(6月2日、エスコンフィールド北海道)

―福島の初勝利をはじめ、いろんなことが
「福島くん、すごくないですか、きょう100球で終わりと決まっていて、7回、ちょうど100球で。プロ野球人生、彼にとってはスタート。彼がどれぐらいプロ野球人生を送るか、分からないですけど、100勝目も100球で終わってくれたら、すてきなことですね」

―監督から見て、福島のすごさは
「すごさはまだ分からないですね。これからすごさがどんどん出てくる選手なので。このレベルじゃないですね。投球技術というか、マウンドさばきもこれからレベルアップしていくと思うので。さらに打ち取るテクニックというのをつかんでくれると思うので。ポンポンポンと勝ちを付けられる選手だと思います」

―ひょうひょうと投げる
「それがまたいいですよね。最初はちょっとテンポが良くないかなと思ったので、ちょっとテンポを上げさせて。6点入ったので、そこからまた良くなっていきましたね」

―水谷が初本塁打
「水谷くんの1本目(記録は二塁打)はあれ、ホームランでしたね。デーゲーム、ちょっと見づらいんですよね。(外野スタンド後方の)ガラスがまぶしくて。手で(光を)抑えながら見たんですけど、フェンスギリギリか、入っているか、というところで。僕のプロ野球人生の225本を目指してもらえたら。きょうの1本目の(幻の)ホームランは、224本で終わったら、返せってね(笑)。そうなるぐらいのホームランかもしれないですね」

―監督も幻のホームランがあった
「あるあるある、よくある。4、5本あるんじゃないかな。まったく気にしてないけど」

―積み重ねていくと、気にしなくなるものか
「僕はもともとね。(記念の)トロフィーとかボールとかゴールデングラブにしても一つも持っていないので。水谷くんがどうか、分からないですけど、全然、気にしない」

―打ち直して、同じ方向に打った
「打った後に気を抜くな。その後の打席でもう1本、2本、積み重ねなさいと言ったんですけどね」

―二塁打の打球がホームランだった、というのは試合中に分かったのか
「そう。(映像を見た)スタッフが、入っていましたよと。審判があんなに近くにいて分からないのに、俺たちは倍の距離があるから、ちょっと分からなかったですね」

―審判も光で見えなかったと
「でしょ。仕方ないです。あれ、跳ね返らないように長い網みたいなの作ってもらって、そこに入るように(改善できたら)。うちが一番、試合数が多いから。ホームランが打てるバッターも多いし。(ホームランゾーンの鉄柵に)当たったら光るとかね。接触したらピピピって光るとかね。だってこれが1―1の場面でホームランがツーベースになったら全然、違う。エスコンが最初にやれば全球団、まねをすると思うので、ぜひやってほしいですね」

―田宮のホームランは打った瞬間だった
「あの瞬間、111(SHINJOボード)に当たれと思って。方向、違うか(笑)。田宮くんが打ったらすごいよね。1億1千100万円あげるよと。首位打者ね。規定打席の余裕を早く付けさせたいですよね。伏見くんとの兼ね合いで行ったり来たりするのはちょっと不安だろうしね。でも1年目はもう、そういうのを気にせず、試合に出れる、ということだけ考えて、一試合一試合。そういう気持ちでやっていると思いますよ」

―水野、水谷ら同学年がチームを引っ張っている
「勝ち続けるチームができていきますよね。こんだけ若い、23歳かー。楽しみなチームですよ。万波くんと田宮くんが一緒? 万波くんの方が全然、年上に見えますね。田宮くんは17歳ぐらいでしょ。高校生ぐらい(笑)」

―松本剛がベテラン
「30歳といったら、僕がアメリカに行った時で、まだまだ若いっすよ。気持ちの面で引っ張っていけるね。どんどん引っ張っていってもらって。僕、キャプテンをつくるのは嫌なんですよ。よそのチームがやっているから。そういうのはつくりたくないですね」

―個人個人に自覚を持ってほしい、という意味か
「いや、そういう意味ではなくて、よそがやっているから。ただそれだけ。しかし、横浜ファンの方、すごいですよね。すごいわ。満席か。負けていられないですよね、ファイターズも」

―次カードで対戦する広島の研究も
「全部、見ていますよ。もちろん。このコースに行ったら、この打球方向とかは頭に入ってますけど、ピッチャーがそこに投げてくれるか、という問題もありますし。80パーセントぐらいのアドバイスしかできないですけど、それも大事なことなんで」

―野村の打撃も良かった
「良かった。大事な2点目。三遊間に打ってくれて。ああいう半速球というか、そんなに真っすぐのスピードのない投手に対して、コンタクトする能力があるので。僕の研究でまた、オーダーが変わってくる。ずっと出ている選手は休ませながらやって。調子の上がってきそうなタイミングで、ポンとはめていけば勝てるんじゃないかな」
 

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