コンサドーレ
2024/06/02 19:05

《東京V戦後》どうやってはい上がっていくのか、しっかりと見つめ直さなければいけない

■J1第17節 東京V5-3札幌(6月2日、東京・味の素スタジアム)

―試合を振り返って
 3-5で敗れたというスコアを見れば、やはり我々にとって非常に苦い敗退であると言っていいだろう。1試合で8ゴールも入るような試合ということであれば、見ている方にとっては面白いゲームであったとは思うが、我々にとっては決して望むような5失点ではなかった。

 前半立ち上がりに鈴木武蔵が抜け出して決定機があった中でそれが決まらずに、逆に自分たちがリードされていくという展開だった。オープンな展開だったと思うし、どちらにもチャンスはあった。

 1失点目だが、今シーズンたまに見る失点の形で、DFの選手がいないかのように相手の選手に背後に抜けられて得点を許してしまった。(岡村)大八が背後を取られて、菅野が後ろのカバーに行けなかったかどうかというところの間にボールを落とされて、反対側のCBの選手もカバーが遅れてという、そういう状況の中で(PKとなって)生まれた失点だった。

 2点目の失点に関しても、この試合の中でも何回も見られた、自分たちがイージーに危険なボールの奪われ方をした中でのカウンターのシーンだった。そういうカウンターを受けた中で、最後(中村)桐耶がシュートブロックに行っていたが、その股を通って失点してしまった。もちろんサッカーなのでミスは必ずある中で、ただ十分にその点を防げなくはなかったシーンではないかと私は思う。

 3点目にしても、4点目にしても、5点目にしても、我々の失点の形というのは非常に安いと私は思う。唯一最後の方で(東京Vの)11番の選手(FW山見)が放ったシュートというのは際どいところに外れたが、ただ東京Vのシュートチャンスでの決定力というのは今日は非常に高かったし、そういう場面で自分たちがシュートを許してしまっている。

 非常に危険な形で取られるミスがやはり多い。カウンターを食らうシーンも多い。自分たちが相手の攻撃を止めきれていないというのも、この5失点をした理由であろう。

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