ファイターズ
2024/06/02 19:35

郡司裕也 打力&話力で福島1勝目アシスト「そういえば、あの時に…』っていう展開待ちです」

三回1死三塁、左前に適時打を放った郡司(右)=撮影・小田岳史

■交流戦3回戦 DeNA2ー9日本ハム(6月2日、エスコンフィールド北海道)

タイムリー含む2安打で3試合連続ヒット

 日本ハムの郡司裕也捕手(26)が2日、エスコンフィールド北海道で行われたDeNA戦に「3番・三塁」で出場し、3試合連続安打をマークした。

 移籍2年目のシーズン。初の球宴出場を射程圏に捉えるスラッガーが、得意の打撃でアピールを続けている。

左前打で〝幻の一発〟の水谷が生還

 大きな、大きな追加点だった。微妙な判定を帳消しにする貴重な得点を叩き出した。1点リードで迎えた三回。先頭・水谷の放った大飛球は、中堅フェンス最上部の青いラインを越えて柵を直撃。白球はグラウンドに跳ね返り、結果は二塁打となった。

 〝幻の本塁打〟で奪い損ねた得点を、渋い一打でもぎ取った。犠打で1死三塁とチャンスを拡大し、迎えた郡司の第2打席。大貫のシュートに詰まらされながらも、強引にバットを振り抜いた。打球は前進守備を敷くショートの横を抜け、しぶとくレフト前へ。水谷の本塁生還を確認すると2度手を叩き、控えめに喜びを表した。

三回1死三塁、郡司が適時打を放つ

 

快勝に笑顔 「渋い仕事が役割でしたから」

 「(水谷の打球の判定については)普通にフェンス直撃だと思っていて、試合後に知りました。ただきょうは、みんながすごかったですね。こんな日は、自分が主役ではありません。僕はきょう、渋い仕事が役割でしたから」

自分のことよりも… 3年目右腕のプロ初勝利に大喜び

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