コンサドーレ
レギュラー獲りに闘志 札幌MF田中宏武が富山戦で存在感見せる!(予想スタメン付き)
■6月4日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
北海道コンサドーレ札幌は、5日のルヴァン杯プレーオフラウンド第1戦・ホーム富山戦(札幌ドーム、午後7時30分キックオフ)に向けて午前練習を実施。チームミーティングの後、戦術練習やセットプレー練習などで最終調整した。MF田中宏武(25)は、先月25日のリーグ戦・ホーム鹿島戦(0●3)以来となる先発出場が濃厚。調子が上がらないチームを勢いづけるべく、気迫あふれるプレーを見せ、定位置奪取への足がかりとする。
新たな戦力の台頭に期待
リーグ戦中断の間に、ルヴァン杯2試合と天皇杯が行われるこの2週間。2日のアウェー東京V戦(3●5)で完敗し、再び最下位に転落した札幌にとって、レギュラー陣の定位置を脅かすような新たな力の台頭が期待される。
課題は最後の詰めの部分
この好機を逃すことなく、存在感をアピールしたい選手のうちの1人が田中宏だ。プロ3年目の今季は、3月16日のホーム町田戦(1●2)で札幌加入後初となるリーグ戦先発出場を果たすなど、ここまでリーグ戦3試合(うち先発2試合)に出場。着実に前進しているものの、いまだ定位置を奪うまでには至っていない。先発出場した2試合を振り返り「大前提の戦うという部分は出せたが、ゴール前でのアシストや、ゴールにつながるプレーといった最後のクオリティーの部分が今の課題」と反省点を挙げた。「ただ、全くやれないとも思っていないし、次のチャンスに備えて、いつでもできる準備はしている」と、前回以上のプレーを見せようと臨戦態勢を整えている。