Bリーグ
2024/06/04 19:55

レバンガ桜井良太が引退試合へ意気込み「わがままに楽しくプレーしたい」

6月8日の引退試合へ最後の追い込み練習をするSF桜井(左)=撮影・西川薫

 昨季限りで引退したB1レバンガ北海道のSF桜井良太(40)が8日に札幌・北海きたえーるで開催される「引退試合」へ向けて練習を公開した。22年6月の折茂武彦代表(54)に続き、クラブ史上2度目。前売り券は4日現在で5700枚が販売済み。人気の高さを改めて証明した。

「160対160ぐらいのゲームに」

 最後の勇姿へ、情けない姿は見せられない。アップを終えると、右コーナーから左コーナーへ反時計回りに3点シュートを入念に繰り返した後、スタッフを相手にレイアップシュート。「160対160ぐらいのゲームにしたい。当日は自分の日ですからね、誰がなんと言おうと。わがままに楽しくプレーさせてもらいたい」。公式戦ではあり得ないようなゴールラッシュで最後の花道を自らが演出する。

「もうこの年齢でやるもんじゃないな」

 5月4日のリーグ最終戦から1カ月以上が経過。「いや、いいですねやっぱり。もうこの足の痛みと、この年齢でやるもんじゃないなっていうのを、改めて感じてます。体に健康的ですね」と、つかの間の休息を楽しんでいる。当日は「小学校の頃のような、ただバスケを楽しんで、笑顔でプレーできる試合。昔から一緒にやってきた仲間たちが、各チームから集まってくれる。レバンガの選手たちも、寺園と関野の2人は試合に出てくれますけど、それ以外のメンバーも盛り上げるためにいろんな活動してくれるので、ほんとに感謝です。楽しみにしてます」と声を弾ませた。

レイアップで行くしかない!

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