ファイターズ
2024/06/04 23:20

万波中正が今季2度目の猛打賞となる3安打1打点 好相性のマツダで躍動

四回二死一、三塁、左前に適時打を放つ万波=撮影・松本奈央

■交流戦1回戦 日本ハム5-0広島(6月4日、マツダスタジアム)

田宮と揃って猛打賞「うれしい」

 日本ハムの万波中正外野手(24)が広島戦に「6番・右翼」で先発し、適時打含む3安打1打点をマーク。広島の好投手・床田寛樹投手(29)に土を付けた。同学年で首位打者を走る田宮裕涼捕手(23)と2人揃って3安打の活躍に「うれしいですね」とニッコリ。5月15日西武戦(エスコン)以来となる猛打賞を、浮上のきっかけとする。

四回二死一、三塁、適時打を放った万波(左)

 

反対方向の意識で四回に適時打

 積極果敢にバットを振った。田宮の適時打で先制した直後の四回2死一、三塁。1ボールから床田のツーシームを強振し、打球は瞬く間に左前へ。試合の流れをグッと引き寄せる適時打は「小さく動くボールが多いんで、基本的には反対方向に打っていくような意識ではいきました。結果的にヒットは引っ張りではあったんですけど、その意識がうまくバットに引っかかったかな」と右への意識が奏功した結果だった。

相手投手との対戦が少ない交流戦で心掛けること

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