ファイターズ
2024/07/29 15:00

【青春の1ページ】~F戦士が高校時代を振り返る~ 福島蓮投手

2021年10月、ドラフト指名あいさつで笑顔を見せる青森・八戸西高校時代の福島

第5回は売り出し中の育成出身大型右腕

 どんなプロスポーツ選手にも、色あせることのない〝青春の思い出〟がある。道新スポーツデジタルでは、アスリートの高校時代にスポットを当て、「青春の1ページ」と題して連載する。第5回は、青森・八戸西高出身の日本ハム・福島蓮投手(21)。センバツ甲子園出場が決まった時のエピソードや、高3夏の苦い記憶などを振り返ってもらった。

ご飯食べるのめっちゃ遅いんです

―高校時代の1日のルーティンは
「朝、6時ぐらいに起きて、シャワーを浴びて、普通の朝ご飯を食べて、7時ぐらいに家を出ていました。お父さんが職場に行く道の途中に学校があったので、よく車で送ってもらっていました。8時10分からホームルームだったんですけど、7時半ぐらいには着いてましたね。月、火、水曜日は7時間授業。月曜日は練習がオフでしたが、火、水曜日は(午後)4時半ぐらいからグラウンドに出始める。僕らの学校は7時10分までに帰らないといけなかったので、練習はアップを含めて2時間ぐらいでした。6時半には練習を終えて、ミーティングをして、すぐ帰る。木、金曜日は6時間授業なので、1時間早く練習を始める感じですね。帰りは、お父さんと時間が合えば車に乗せてもらって、8時前に家に着く。家に帰ったらご飯を食べるんですけど、僕、めっちゃ食べるの遅いので、すごく時間がかかりました。1時間半ぐらい余裕でかかっていましたね。その後お風呂に入って、11時前ぐらいに寝る。自主練は家に帰った時に、外でたまにシャドーするぐらいですね」

2022年1月、青森・八戸西高校の制服で入寮した福島

 

中学で学年5位も「高校で両立は無理」

―八戸西高は勉強にも力を入れている。得意科目は
「うわー、ないぞー(笑)。成績、ひどかったので。基本、赤点ギリギリです。なんなら赤点も取ってました。文系80人中、79位。数学は無理、英語も無理、まあ社会、日本史ならギリ。暗記は気合でなんとかなるので。考えるのは無理です。中学校までは、頭良かったんですよ。学年5位とか。高校で両立は無理でした」

赤点の悲劇 晴れ舞台でまさかの…

―赤点で野球に支障は

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい