ファイターズ
2024/07/05 16:00

【鎌スタ広告主探訪】第2回~ 鎌ケ谷巧業株式会社

鎌ケ谷巧業の今井靖彦代表取締役=撮影・近藤裕介

建設鉄骨構造材を製造・組み立て

 ダルビッシュ有や大谷翔平ら、多くのスーパースターを生んだ鎌ケ谷スタジアム。球場内には、若きチームを支援する企業の広告がズラリと並んでいる。2軍本拠地で自社をアピールする企業の狙いに迫る企画「鎌スタ広告主探訪」。第2回は、地元・鎌ケ谷への愛にあふれる「鎌ケ谷巧業株式会社」。今井靖彦代表取締役に話を聞いた。

もともとBリーグ千葉ジェッツを応援

―鎌ケ谷スタジアムに広告を出すことになった経緯は
「2016、17年頃に、営業の方が飛び込みで来ました。もともと(Bリーグの)千葉ジェッツを支援していて、たぶんそれを見て、鎌ケ谷にそういう会社があるんだと知って、飛び込みでいらっしゃったんだと思います。鎌ケ谷で日本ハムが頑張っているので、応援してもらえませんか、という話からですね。ジェッツを応援し始めて、ちょうどスポーツを支援することに意義があると思い始めていた頃だったので。鎌ケ谷のスタジアムということですし、ファイターズを通じて鎌ケ谷を応援できるなと。地元鎌ケ谷を少しでも盛り上げて、活性化させていきたい。私たちの協力で、少しでもそういうことになっていくのであれば、素晴らしいことだと思いました。もちろん、ファイターズが勝ってくれたらうれしいんですけど、それ以上に、鎌ケ谷市を、鎌ケ谷の子どもたちを元気にしたいということの方が大きかったですね」

求人や従業員向けの福利厚生を意識

―2軍チームの球場に広告を出す狙い、意義は


「実は社名が売れることで、仕事につながることは、ほぼないんですよ。鎌ケ谷巧業ってどんな会社?って思って、ホームページを見てくれるぐらいはあるかもしれないですけど、見たからといって、じゃあ鎌ケ谷巧業に仕事を頼もうか、という人はいないと思う。ただ、一つの狙いとしては、リクルートを気にしてはいます。中小企業で、あまり知られていない業界でもあるので、ちょっとでも目を向けてもらうチャンスになれば、という思いはあります。あとは従業員向けの福利厚生として使えれば、というところですね。この前も、5月18日がうちのスポンサーデーだったので、Tシャツを作って観客の方にも配って、従業員、関係者90人ぐらいが集まって、ジンギスカンシートで松尾ジンギスカンさんのジンギスカンを食べながら、野球を観戦しました。従業員、関係者や取引先みんなに楽しんでもらえたら、と思ってやっています」

 

未来を担う子どもたちの力になれたら

―広告を出した効果は

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