ファイターズ
2024/06/05 22:55

7試合連続安打の水谷瞬 目指す1番打者像はあのメジャー選手

六回無死一塁、中前打を放った1番・水谷=撮影・松本奈央

■交流戦2回戦 日本ハム0-6広島(6月5日、マツダスタジアム)

 日本ハムの水谷瞬外野手(23)が広島戦に3試合連続「1番・左翼」で先発出場した。広島の好投手・森下暢仁投手(26)に2打席連続三振を喫していたが、六回の第3打席に中前打を放ち、7試合連続安打をマーク。成長著しい若武者が、酸いも甘いも経験しながらメジャー級の選手を目指す。

六回無死一塁、水谷(左)が中前打を放って好機を広げる

 

交流戦全試合で「H」ランプ

 1軍での1打席1打席が、成長スピードを加速させる。特にエース級の投手との対戦は貴重な財産だ。六回無死一塁。1ストライクから森下のカットボールを振り抜くと、打球はしぶとく二遊間を破り、好機は無死一、二塁に拡大。後続が倒れ無得点に終わったが、この1本で7試合連続安打となり、交流戦では全試合で「H」ランプを灯している。「たまたまです。今日も捕られるかなと思ったんですけど、抜けてくれてヒットになっただけなんで、本当にたまたまです」と謙遜した。

「1日1本、という気持ちで」

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