【一問一答】今季初黒星 伊藤「あれ(先頭打者弾)より、六回を反省すべきかなと思います」
■交流戦2回戦 日本ハム0ー6広島(6月5日、マツダスタジアム)
日本ハムの伊藤大海投手(26)が5日、マツダスタジアムで行われた広島戦に先発し、7回3失点で今季初黒星を喫した。侍ジャパンで共闘するなど、同学年で親交のある広島・森下暢仁投手(26)と投げ合ったが、援護にも恵まれず、悔しいマウンドになった。試合後の一問一答は以下の通り。
―初球を狙われ、秋山に先頭打者弾を浴びた
「安易だったわけではないですけど。よーいドンで1球目ですよね。どうしようもないですけど…。初球を振ってくるようなデータがなかったので。あれより、六回を反省すべきかなと思います」
―バント処理で一度、サードを見てから送球
「そうですね。あの場面は、もう次の1点は(与えられない)という感じだったので。でも、やられた時点で、1個(ファースト)だったかなと」
―投球内容自体はどう捉えているか
「六回がすべてという感じですが…。ただ、投げているボールは、最近の中で感覚的にも良かったですし。悪い感じではなかった。(課題は)連打とかバント処理とか、そこかなと思います」
―無傷で5連勝なら大谷以来の記録だった。意識はしていなかったか
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「自分で投げ勝ったという試合が全然なかったので、あまり意識もしていなかったですし、そういうピッチングで並んでも、しょうもないな、という感じだったので。圧倒的な力で(チームを勝利に導いて)、どこかのタイミングで狙えたら、と思います」
―ここから切り替えて、前向きに
「きょう、勝ちたい試合ではありましたけど、投げている感覚、ボールはそんなに悪いイメージはなかったので。また次回、チームとしては悔しい結果ですけど、自分としては、ポジティブに1週間を過ごせるかなと思います」
―打席ではバスター、足を生かしたヒットも
「バントは一発で、決めないとな、と。ああいうのも流れが来ないので。最低限はできましたけど。全部、僕というか。きょうはバント処理もバントも。流れをもう1つ、取り切れなかったのは、そこに(原因が)あるかなと思います」
―パ・リーグだと全力走塁のあとに投げることがない。リズムが狂う面もあるか
「黙ってベンチにいるより、体も動きっぱなしですし、そんな嫌な感じではなかったです」
―八回の攻撃前、ヘルメットをかぶりかけていた。打席に入り、続投したかったか
「六回が終わった時点で代わると言われて、なんとか『もう1回、行かせてほしい』と伝えさせていただいて(続投した)。当然、次(八回)はないだろうなと。(さらに投げたいという意思を見せて)建山さんをちょっと焦らせてやろうかと思いました」