ファイターズ
2024/06/07 18:25

《ハム番24時》6月7日

 高校野球の聖地が甲子園であるように、明治神宮野球場は大学野球の聖地と呼ばれる。8日のヤクルト戦に先発予定の金村は「もちろん大学生は神宮を目指して頑張るので、僕もすごく憧れていました」と富士大時代の思い出を振り返る。

 大学3、4年時には全日本大学選手権に出場しながらも、3度の登板機会は全て東京ドーム開催のゲームだった。憧れのマウンドとは縁が薄かったようで「(全国大会は)東京ドームばかりで、神宮から嫌われてましたね」と自虐気味に話し、苦笑した。

 今春のオープン戦で初めて神宮球場での登板機会を得たが、当時のポジションは中継ぎ。わずか6球で投球を終えたため、感慨に浸る時間さえなかったという。「めちゃめちゃ球数が少なかったので(雰囲気が)よく分からない。感覚をつかみながら試合に入っていきたいです」。マウンドを最後まで守り抜き、聖地の空気を存分に味わってほしい。

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