【一問一答】金村尚真 8日のヤクルト戦に先発「打てる気がしない(笑)。しっかり投球に集中します」
日本ハムの金村尚真投手(23)が8日に神宮球場で行われるヤクルト戦に先発する。前回登板した5月31日のDeNA戦ではプロ入り後最多の117球を投げ、8回2失点の好投を披露。チームの期待を背負う2年目右腕は、ハイパフォーマンスを継続し、ローテーション定着を目指す。試合前日の一問一答は以下の通り。
ー前回登板のDeNA戦は8回2失点の好投。良い手応えを得たか
「やっぱり三振を多く取れたことです。取りたい時に取ることで、相手の得点チャンスは少なくなる。そこは良かったかなと思います」
ー好投を踏まえて、どのような1週間を過ごしたか
「変化球でうまくカウントが取れなかったという、自分なりの課題も見つかりました。前回の投球を見ながら課題を克服しつつ、1年間を通して調子を落とさないことが大事。コンディショニングをしっかり見つめ直してやってきました」
ー球数はプロ入り後最多だった。疲労度は
「無我夢中で投げていたので、試合の中でも疲労を感じる場面はなかった。これから疲労は増えてくると思うので、そこも含めてしっかりコンディショニングをできれば」
ーDH制がない。打撃は
「打てる気がしないです(笑)。バントだったり自分ができることをやろうと思います。しっかりピッチングに集中します」
ー最後に打撃をしたのは
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「大学の時は、神宮の予選でDHがなかったので出たことがあります。全然ダメでした。ドンピシャで打ったかな?と思っても、普通にファウルになっていたので…。相当、前で捉えないと無理だと思うけど、誰も期待してないと思うので気軽にいきます。本当にあわよくば、ですね。ピッチングの方が大事なので、そこに集中します」
ー調整を通して投球の感覚は良いか
「そうですね。シーズンが始まってから(登板間の)1週間はすごく大切だと思ってやっている。去年はけがをして1年を通して、なかなか思うようなシーズンにできなかった。今年はチームに貢献したい強い思いがあるので、1週間しっかりコンディショニングを整えました」
ー調整で変えたことは
「暇があればストレッチをしたり、交代浴を多くしたり、できることは手抜きせず全部やってます。少しでも時間があれば自分の体を見つめ直して、体を理解するようにしてます」
ー張りがある方が良い感覚になることは
「中継ぎの時は少し張りがある中で投げていたけど、あまり良くなかった。僕の中では、張りがない方がいいのかなと思います。これから投げていくと、張りがあっても投げなければいけない場面もあると思う。その時はしっかり対応できるようにしたい」
ーヤクルト打線の警戒するポイントは
「すごく良い打者が並んでいるので、全員ですね」
ー村上との対戦は楽しみか
「日本を代表するバッターなので、自分の力がどれだけ通じるか試してみたいと思います。ただ対戦したことがない打者ばかりなので、1人だけに集中するのではなく、全員に集中して、良いピッチングにつなげたいです」