コンサドーレ
2024/06/07 19:45

負けられない戦いがめじろ押しの来季札幌加入内定MF木戸柊摩「チャンスをもらえれば」

練習中に笑顔を見せるMF木戸(左)=撮影・工藤友揮

■6月7日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場

ルヴァン杯に合わせて帯同中

 来季からの北海道コンサドーレ札幌加入が内定している大阪体育大4年MF木戸柊摩(21)が、ルヴァン杯プレーオフラウンド富山戦の2試合に合わせてトップチームに帯同中だ。札幌、大学双方で負けられない戦いがめじろ押しの日々だが、ひとつでも多くの勝利を手にしてプロの世界に飛び込むべく奮闘を続けている。

特別指定で2、3回戦に先発出場

 昨季に続いて今季も特別指定選手として登録されている木戸は、ルヴァン杯2回戦アウェー沼津戦(3〇1)、同3回戦アウェー長野戦(1△1、PK5〇3)に先発出場するなど、貴重な戦力として活躍を見せている。

10分間でも結果を残したかった

 そして今月5日に行われたプレーオフラウンド第1戦(1△1)では、MF長谷川竜也(30)の同点ゴールが生まれた直後の後半37分から途中出場。第2戦を優位に戦うべく全員で勝ち越しゴールを狙う中、同43分にペナルティーエリア内で木戸の目の前に転がってきたボールをワントラップしてコントロールショットを放ったが、惜しくも相手GKにキャッチされてしまった。「もっとボールに触って、10分間ぐらいの少ない時間でも何か結果を残したかった」とやや悔しさの混じった表情で第1戦を振り返る。

 今回の帯同期間は、アウェーでの第2戦(富山)が行われる9日までの予定。「チャンスをもらいたいですし、もらえればもっと自分の良さを生かして、どんどん出していきたいです」。自身のアピールと共に、札幌にプライムラウンド進出という置き土産を残して、大学での活動に戻りたいところだ。

大学では関西1部で現在3位

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