【一問一答】2年目の矢沢宏太がプロ初勝利 ウイニングボールは「家族にあげます」
■交流戦1回戦 日本ハム5ー4ヤクルト(6月7日、神宮)
日本ハムの矢沢宏太投手兼外野手(23)が7日、ヤクルト戦の十回に6番手で登板し、1イニングを無失点で切り抜けた。直後の十一回にチームは勝ち越しに成功。プロ2年目のドラ1左腕が通算15試合目の登板で、初勝利をマークした。試合後の一問一答は以下の通り。
―初勝利の気持ちは
「うれしいですね」
―2年目。ここまでの時間は長かったか
「去年はうまくいかなすぎて、めちゃくちゃ長いなと感じていました。でも今年は充実していますし、前回ああいうピッチング(4四球)をしても、今回は十回に投げさせてもらえた。すごくうれしいなと思いましたし、絶対に0点で(ベンチへ)帰ろうと思って投げました」
―前回登板後は悔しさがあった
「もちろん。ただヒットを何本も打たれたというわけではないので、とにかく投げ込んでいくだけでした」
―ピンチをしのいだ
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「ランナーが三塁に進もうが、ヒットを打たれなければ点は入らないので、とりあえずバッター勝負で。建山コーチにも『コントロールとか細かいことはできないんだから、思い切って腕を振ってこい』って言われたので、分かりましたって言って、腕を振りました」
―緊張感は
「きょうは意外とすんなりいけました。ブルペンも外にあるので、変な緊張感もなく、すんなり試合に入れたと思います」
―新庄監督は登板間隔が短い方が良いと話していた
「ちょっと(間隔が)空くと力が入らなくなる。投げた方がコンディション的にも整うので、僕もどんどん投げたいなと思っています」
―神宮で初勝利
「きょうは、たぶん家族も来てるのかな? 地元の友達や大学の友達もたくさん見に来ているので、その中で投げられたのはすごくうれしいです」
―お母さんも
「たぶん来てると思います。『行くよ』みたいなことを言ってたので」
―ウイニングボールは
「家族にあげます」
―神宮は大学4年時に投げられなかった
「アマチュア代表としては投げられたけど、(日体大の)学生としては投げられなかった。大学生からしたら(神宮は)甲子園みたいなものなので。こういうところで投げられたのは、すごくうれしいなと思います」