ファイターズ
《ハム番24時》6月8日
大学野球の聖地・神宮球場と、縁深い選手がいる。流通経済大出身の生田目は、3年春に同球場で行われた全日本大学野球選手権に出場。翌年のドラフト候補ながら、卒業後は「地元で公務員をやりたい」と発言し、話題になった。
スポーツ新聞などで大きく取り上げられ、「あんな風に取り上げられると思わなかった。バンと出ちゃって、神宮イコールそのイメージしかないです」と苦笑い。「大学3年生の時ですもんね。あのときは、自分はプロ野球選手になるなんて思っていなかった。(田中)正義と(DeNA・佐々木)千隼と(中日)柳と同い年のピッチャーがめっちゃいて」としみじみと振り返った。
プロは遠い世界に感じていたが、社会人・日本通運を経て2018年ドラフト3位で日本ハム入り。「ファイターズのおかげです。神宮は公式戦ではまだ投げていない。懐かしいし、やっぱりいいですね」。球場をぐるりと見渡し、感慨にふけっていた。