神戸などで活躍したDF大﨑玲央が札幌の練習に参加「真ん中もボランチもできる」
2月にUAE1部クラブの契約解除
■6月8日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
J1神戸などで活躍し、UAE1部エミレーツ・クラブを今年2月に契約解除になって以降、無所属だったDF大﨑玲央(32)が、8日から北海道コンサドーレ札幌の練習に参加した。
神戸時代の盟友・小林とパス交換も
期待の新戦力候補が、宮の沢のピッチに姿を現した。「知っている選手も多いので、すんなり溶け込めましたし、チームの雰囲気も良いですね」。練習開始前には神戸時代のチームメートだったMF小林祐希(32)とパス交換したり、時折笑顔を見せながら会話を交わす光景が見られた。
ブランクを考慮し対人練習は回避
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初日は、ボール回しやパス練習などで札幌の選手たちと共にトレーニング。試合から離れていたブランクを考慮して対人練習には参加しなかったが、「状態は良いです。ずっと体は動かしていて、もちろん100(%)では無いですけど、そんなに時間はかからないかな」と、早期の完全合流を目指している。
退団後は欧州で移籍先模索したが
エミレーツ・クラブ退団後は、ヨーロッパで移籍先を模索していたが、契約には至らず。そこへ札幌から練習参加へのオファーが届いた。練習参加の期間は未定だが、大﨑自身は札幌と契約を結びたい意向を示している。「(DF)3枚だったら、真ん中もボランチもできる」と語るJ1通算129試合出場を誇る屈強なCBの動向に注目だ。
■プロフィール 大﨑 玲央(おおさき・れお) 1991年8月7日生まれ、東京都出身。桐蔭横浜大学から2014年に北米サッカーリーグのカロライナ・レイルホークスに加入してプロキャリアをスタートさせた。その後J2横浜FC、J2徳島を経て、18年途中にJ1神戸に完全移籍。神戸では19年に天皇杯優勝、23年にJ1優勝を経験している。23年末にUAE1部のエミレーツ・クラブに完全移籍したが、加入から約2カ月で契約解除となった。J1・J2通算204試合出場3得点。187センチ、82キロ。ポジションはDF。利き足は右。