ファイターズ
2024/06/09 15:00

《ハム番24時》6月9日

 

 交流戦は、普段なかなか行けないセ・リーグ本拠地でプレーする。神宮球場といえば、やっぱりこの人だろう。2013年から6年間ヤクルトに在籍し、昨季限りで現役を引退した谷内内野守備走塁コーチだ。「懐かしいですね。特別な思いがあります」と感慨深そうだった。

 同球場には思い出がたくさん詰まっている。「やっぱり初出場。神宮のナイターで、ここからプロ野球選手として始まるんだ、と思ったのが一番ですね」。「7番・遊撃」で先発した2013年8月28日の中日戦は、最も印象に残っているという。

 プロの第一歩を踏み出した地に指導者として帰還。この日の練習中にはセカンドの守備位置でノックを受け、現役さながらの動きを披露する場面もあった。「自分が動けるうちはリズム感とかを、野村とかに参考にしてほしいなと。参考にしなくてもいいですけど、こういうリズムでやっている人もいるんだ、と感じてほしいですね」。選手思いの谷内コーチらしい行動だった。

 この3連戦では親交が深いヤクルトの人気マスコット「つば九郎」とも再会。こんな会話が交わされたとか。「現役お疲れさまの僕メインの会があったんですけど、僕が体調不良でドタキャンした。2回目はないぞと警告をもらいました。次は絶対来てよと」

 リベンジの機会は今オフ?! 「次は体調を万全にして、食事に参加したいです。良い気分でオフを迎えたいですね」。る~び~(ビール)で祝杯ですね。

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