コンサドーレ
2024/06/09 21:00

札幌DF中村桐耶が富山の地で復活ののろし ゴールゲット&積極プレーでルヴァン杯8強進出に貢献

後半6分、追加点を挙げて喜ぶDF中村(中央)=撮影・舘山国敏

■ルヴァン杯プレーオフラウンド第2戦 富山1-2札幌(6月9日、富山県総合運動公園陸上競技場)

 北海道コンサドーレ札幌は敵地に乗り込んだ第2戦でJ3富山に2-1で勝利。プレーオフラウンド2試合の通算成績を1勝1分とし、ルヴァン杯8強入りを決めた。後半6分にはDF中村桐耶(23)が左足ダイレクトボレーで2得点目を奪い、値千金の活躍だった。

中村の左足でJ3初の8強許さず

 富山のホームゲームとしては歴代9位となる7701人が来場した一戦。Jリーグ全60クラブが参加する方式に生まれ変わった最初の大会で、J3クラブ史上初のプライムラウンド進出を後押ししようとスタジアムに駆けつけた富山サポーターの声援を、中村が自慢の左足で静まらせた。

ラッキーっぽくではあったけど

 1点リードで迎えた後半6分の右CK。MF長谷川竜也(30)が中央へ蹴り込んだボールを、MF近藤友喜(23)が頭で折り返すと、ゴール前で待ち構えていた中村がダイレクトで叩き込んでネットを揺らした。「CKではずっとゴールは狙っていました。今シーズンはなかなか(セットプレーでボールを)触る機会がなかったので、そろそろ欲しいなと思っていたところ。ちょうど良いところに転がってきたので、ラッキーっぽくではありましたけど、入って良かったです」と、今季の公式戦出場19試合目で待望の初ゴールのシーンを振り返る。

サイドチェンジ&前線への推進力 昨季を彷彿とさせるプレー連発

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