コンサドーレ
2024/06/09 19:55

《富山戦後》J3とそんなに大きく力は違わない。簡単な試合は一度もなかった

■ルヴァン杯プレーオフラウンド第2戦 富山1-2札幌(6月9日、富山県総合運動公園陸上競技場)

―試合を振り返って
 ホームで戦った試合よりもベターな戦いができた。立ち上がりから非常にアグレッシブに相手に圧力をかけてボールを奪うということができていたし、試合自体、我々が主導権を握りながらコントロールできていた。その中で前半、先にリードする展開がつくれたのは良かったと思うし、非常にインテンシティーの高いゲームが60分過ぎくらいまではできていた。

 今の札幌はインテンシティーの高い戦いを長く継続できていない。2-0でリードした中で終了間際に失点したが、途中で入ってきた選手も含めてしっかりとゲームを締めくくらないといけない状況だった。ケガ人が多い中ではあるが、なかなか自分たちの戦いを継続しながら90分を終えることができていないのが、今の我々の現状だと思っている。

―ルヴァン杯を勝ち上がる意義を改めて
 札幌の30年の歴史の中で一番、タイトルに近づいたのが川崎とのルヴァン杯決勝(2019年)だ。あの試合は不運なことに延長、PKで敗れたが、あの瞬間、我々が戦ったあの歴史というのは、クラブの中に大きく残っているし、獲れなかったタイトルをもう一度全員で獲りに行きたい、という思いは監督、選手、スタッフ、クラブ、サポーターの中にある。だからこそ毎年毎年、ルヴァン杯に関しても強い思いを持って戦っている。ケガ人や、いろんなコンディションの状況で常にベストな状態の選手を揃えて戦えてはいないが、若い選手も含めてチーム全員で戦い、ここまで勝ち上がって来られたというのは、札幌としては前向きなことだと思っている。

―J3の3チームと戦ったが、レベルをどう感じたか

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