ファイターズ
2024/06/11 22:40

《SHINJOの信条》甲子園。先発で? はい、いきます。そりゃあもうドラ1ですから

■交流戦1回戦 中日4ー0日本ハム(6月11日、エスコンフィールド北海道)

―(試合後、自ら口を開き)
「(高橋宏を)どうやって攻略すればいいんですか、という。見逃し三振が多いということは、手元で、打ちにいってバットが出ない…ぐらいのボールが来ていたんでしょうね。いや、素晴らしい。今まで見た中でもトップレベルのピッチャーだな、ときょうは思いましたね」

―走者が出てからのギアチェンジがすごい
「ね、そこ。そういうピッチャーが本当に素晴らしいピッチャー。きょう福島くんに、ランナーがたまった時にギアをポンと上げられるようなピッチャーを目指していこう、という話をしていたんですよね。まさにそういうピッチングをされました」

―先発の上原も好投した
「良かった。前回とその前も、試してみないと分からない(状態だった)。きょう、ホームランは全然、気にすることない。気合が入っていたし、テンポも良かった。ただ、投げる場所がほとんど決まっているので、とりあえず、ファームの方に行ってもらって、順番を待ってもらうような形。ローテーションに入れてもいいぐらいのピッチングをしてくれた。本人が一番、緊張したんじゃないですか。清水くんもあそこで打ってほしかったけどね。まあ、なかなか打てない…。そして、田中くん。小さな体で、ポイントさえうまいところで捉えたら、体の回転で(飛ばせる)。野球少年たちに夢を与えるホームラン。きょうはもう中日さんを褒めることしかない(笑)。岡林くんのバックホームにしてもストライクでチャージも良かったし。田宮くんの打席、タイミングは良かったんですけどね。勝負してくるだろうなと思って、あそこでいったんですけど」

―中島が本塁でアウト。コリジョンの可能性があると考え、リクエストしたのか
「いや、両方。足がピュッと入っていたかなと思って。あとコリジョン。そういうところも同時で見てくれるので。今、選手たちがつくった貯金5なので。どっしり構えて。借金しているチームはまだたくさんあるわけだし、何かをきっかけにまた(上昇できる)。シュンとするチームじゃない。若い子たちが多くて。1つ勝った、またノリノリの野球でね。ガンガン点を取ってくれると思うし、またあしたやっていきます」

―ドラフト1位ルーキーの細野が1軍合流。どう起用するか
「甲子園(18日の阪神戦)。先発で? はい、いきます。そりゃあもうドラ1ですから。そういう場面は用意しますよ。気持ちの強さ、というところを見たいし、抑えたら、めちゃくちゃ自信になる場所。まあ、球数的には80ぐらい。すごいいいボールを投げているので、期待していますよ」

―デビューはいい舞台で
「もちろん。やっぱり最高の場所じゃないですか。最初に投げる場所としてはね。そこでメンタルを見たいですね」

―清宮が昇格してスタメン出場。粘って四球を選んだ
「打つ、打たないは別にして、2回、塁に出てくれ、ということは伝えていて。フォアボールを選んでくれたので。あした小笠原くんなので、ちょっと今から考えて。どうしようかな、というところですね」

―中日戦は監督就任後、初黒星
「記憶になかったですね。終わった後に解説者が言っていて、あ、そうだったんだと。意識は全然していなかったですけど、向こうはそういう意識があっただろうし。いい投手戦で。まあ、悪いゲームじゃなかったとは思いますけどね。あしたいきます」

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