ファイターズ
清水優心 今季初スタメンで先発・上原を好リード チャンスで凡退し「あそこで打てればケンさんに勝ちが付いた」
■交流戦1回戦 中日4ー0日本ハム(6月11日、エスコンフィールド北海道)
敗戦の中にも光る巧みなインサイドワーク
日本ハムの清水優心捕手(28)が11日、「7番・捕手」で今季初の先発出場。先発の上原健太投手(30)を好リードし、「久しぶりに緊張はしましたけど、(スタメンは今季)初めてだったし。でも、上原さんはファームで一緒にやっていたし、変わらずにやってきたことをできました」と振り返った。
新庄監督からのGO指令に気合
5月31日に今季初めて1軍昇格。途中出場が続いていたが、ようやくスタメンマスクの機会が巡ってきた。「監督に神宮で、いくよって言われていました」。前カードのヤクルト戦で、新庄監督から起用を伝えられ、準備はできていた。
入念な準備とコミュニケーションで好投を演出
上原が先発した今月2日の2軍楽天戦は動画でくまなくチェック。「ケンさんが仙台で投げてたやつも見ましたし、途中で中断になりましたけど。あまり変えずに、右バッターが多かったので、右バッターにこうこう攻めて、無理なことはしないでやってきたことやりましょうよと。ストライクで勝負という感じの話をしました」。入念な打ち合わせをして、大事な一戦に臨んだ。