ファイターズ
2024/06/12 20:20

今川優馬 1軍再昇格へ奮闘中 ファンのために愛妻のために

一回、相手失策で出塁した今川(左から2人目)=撮影・岩田浩之

■イースタン・リーグ6回戦 西武4ー1日本ハム(6月12日、鎌ケ谷スタジアム)

「1番・右翼」でスタメン出場 先制のホームを踏むも快音は響かず

 日本ハムの今川優馬外野手(27)が「1番・右翼」で先発出場した。道産子長距離砲は1打席目に二失で出塁し、先制のホームを踏むも4打数無安打と結果を出せずに終わった。

トップバッターで出場し、フルスイングする今川

 

二回1死満塁の絶好機で遊ゴロ併殺 「状態が悪かった」

 今川のバットから快音が聞かれなかった。絶好機が訪れたのは二回だ。一死満塁で打席に立ったが、外角低めの直球を引っかけて最悪の併殺に打ち取られた。

 「力んだわけじゃない。状態が悪かった。頭が突っ込み、その分ボールの上っ面を叩いてしまった」と悔い、その後も立て直せなかった。

5月に1軍昇格もわずか6試合出場で降格

 プロ4年目。2022年には1軍で94試合に出場し10本塁打を放った。昨年は4月に自打球で左すねを負傷。長期離脱するなどキャリア3年で初めて本塁打0に終わった。

 今季は2軍でのスタート。31試合で打率.338の3本塁打21打点の成績を挙げ、5月に1軍昇格。ただ、6試合で19打数4安打の打率.211と猛アピールとはいかず、再び2軍落ちした。

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