ファイターズ
2024/06/12 23:15

田宮裕涼 好リード&決勝打 昨季から試合で使うキャッチャーミットに刻まれる「K」の意味とは

完封勝利を飾った伊藤(左)と抱き合う田宮=撮影・小田岳史

■交流戦2回戦 中日0ー7日本ハム(6月12日、エスコンフィールド北海道)

23歳ラストナイトに最高の輝き!

 日本ハムの田宮裕涼捕手(23)が12日、中日戦に「5番・捕手」で先発出場し、一回に先制の右前適時打を放った。

 守っても先発の伊藤大海投手(26)を今季初完封に導く好リード。13日に誕生日を迎える若武者が、23歳最後の夜を笑顔で締めくくった。

相思相愛バッテリー 伊藤「これからも付いて行きたい」

 〝ひろゆあ〟バッテリーで、100球未満での完封を意味する「マダックス」を達成。球場が歓喜に沸く中、「僕はお兄ちゃんの感じがあって好きです」という伊藤の元へ駆け寄り、そっと抱き合った。

 「真っすぐも力強かったですし、スライダーのキレも良かった。大海さんがいいボールを投げてくれたのが、抑えられた結果かなと思います」。お立ち台では、一緒に上がった右腕が「自信満々にサインを出して引っ張ってくれるので、これからも付いて行きたい」とコメントし、照れくさそうだった。

完封勝利を飾った伊藤(右から2人目)と田宮(右)がハイタッチを交わす

 

〝お兄ちゃん〟に先制点をプレゼント

あわせて読みたい